幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「感謝状」改竄事件のおさらい

これは2017年3月17日付で宗教法人幸福の科学」が発表した文書です。
その中に、このような画像があります。

  • http://cdn.happy-science.jp/media/happy-science.jp/2017/03/07174528/gwlm7n42.jpg

これが問題の「感謝状」で、以前から疑惑の声が絶えませんでした。

こちらでは「宛名のない感謝状はおかしい」という指摘がされています。たしかに、google画像検索で調べてみると、警察署長からの感謝状で贈る相手の名前が書かれていないものは皆無であることが分かります。(google:image:感謝状 警察署長等参照)

幸福の科学」元秘書局長の証言

少し長くなりますが、貴重な証言保存のため、全文転載致します。

感謝状の真相をお話します アイマイミー

小島という人物の発言は「嘘」です。それを私が具体的に証明しましょう。まず、オウムによる假屋さん拉致事件の直接の目撃者はF氏です。
かれは当時秘書局の課長補佐でした。そして、私が当時の秘書局長で、秘書の最高責任者でした。
F氏は、假屋さんが拉致される瞬間を運転中に目撃し、大崎署に通報し、その後私に報告をくれました。それを、私が大川に報告したら、
大川は大変喜びました。

後日、感謝状が贈られ、F氏の個人名が記載されていましたが、幸福の科学がそれを取り上げました。
後に、F氏は退職しましたが、退職の際には佐竹らの闇の特殊部隊に襲撃をうけるなどの被害をうけました(裁判記録に残っています。佐竹
隠しのため、北海道転勤などの姑息な手段を幸福の科学はとった)。

退職にあたって、そのF氏宛ての感謝状を幸福の科学がF氏に返却しないので、F氏は山口弁護士らに相談して、請求し、
やっとのことで取り返しました。

以前にも、幸福の科学は、假屋さん拉致事件の目撃者として幸福の科学が表彰されたなどと嘘をいいつづけていましたので、
再三にわたり、それが虚偽であることを私はいっておりましたが、

あるとき、画像で「幸福の科学が表彰されたという感謝状」をだしましたが、受領者のF氏の名前の部分は空白にしたものを出す
という卑怯なことをやっていました。

感謝状の実物は、彼の家で、飾られています。この目で見ています。すぐに実物はだせますよ。
おそらく、F氏に返却する際、それをコピーして、悪用する腹積もりが最初からあったのですね。

だから、コピーで見せることはできても、実物は見せられないのはその理由です。

なお、このF氏が、幸福の科学に対する「布施返還訴訟」を始めて起こした先駆者であり、また、幸福の科学が起こした
「山口弁護士に対する8億円請求訴訟」のきっかけをつくった人です。

この人のおかげで、幸福の科学の訴訟が、相手を恫喝する目的で、高額な賠償請求を行う団体であり、
それは違法行為だと最高裁から断罪されるきっかけをつくった人です。

ふむふむ。
この証言を裏付けるものとして、文中に出てきた「裁判記録」もあります。

裁判記録

こちらで全文公開されています。
もともとは教団側が山口弁護士と上の文中のF氏を訴えたもののようです(所謂スラップ、恫喝訴訟)。ちなみに、裁判の結果は、山口弁護士が反訴して、教団が100万円を山口弁護士に支払うことになったとのこと。
感謝状に関する部分だけ引用します。

a 被告《乙1》は,平成7年12月中旬,被告《乙2》に対し,原告《甲1》から離職証が発行されないこと,以前に刑事事件の捜査に貢献したことで警視庁から被告《乙1》に送られた感謝状と記念品を原告《甲1》が保管したまま返還しないこと,原告《甲1》の幹部からスパイと疑われたこと,これまでに数億円の献金被害があること等を訴えて相談した。しかし,被告《乙2》は,当時,別の事件について原告《甲1》の訴訟上の相手方代理人をしていたことから,同教団の組織内部の問題であれば,被告《乙2》ではなく他の弁護士が代理人になった方が平穏に解決できるとの理由でこのときは受任しなかった。
b 被告《乙1》は,平成8年2月初旬,被告《乙2》に対し,原告《甲1》の職員を円満に退職するに当たっての事務処理手続だけでもよいから受任してほしいと強く依頼したところ,被告《乙2》は,退職事務処理手続に限定して,杉山弁護士(以下「杉山」という。)と共同して受任することにして,献金被害についてはその後詳しく事情を聞いた上で受任するかどうかを考えることにした。
 被告《乙2》及び杉山は,平成8年2月15日以降,原告《甲1》に対し,離職証の発行,感謝状と記念品の返還,スパイ嫌疑に関する名誉回復措置を求める通知を発したところ,原告《甲1》は,同月,被告《乙1》に対し,離職証を発行し感謝状及び記念品を返還した。ところが,名誉回復措置に関しては原告《甲1》からの謝罪がなかったため,被告《乙2》及び杉山は,引き続き通知を発して,原告《甲1》との交渉を続けた。

「被告《乙1》」というのは、「F氏」のことだろうと思われます。「被告《乙2》」が山口弁護士。「原告《甲1》」は宗教法人幸福の科学」。
当初は返還しようとしなかったものの、弁護士からの「通知」があったので、仕方なしに感謝状はF氏に返還されたことが分かります。
「平成8年2月」頃の出来事なので、今から21年前ですね。

まとめ

  • 「感謝状」に書かれていた名前は元職員のF氏
  • 「感謝状」(及び記念品)は一時「幸福の科学」が取り上げて、F氏の退職後も返還しようとしなかったが、弁護士に相談した結果、渋々F氏の元に返還された(現在、「幸福の科学」には現物がない)
  • にもかかわらず、「幸福の科学」は現在でもF氏個人宛の「感謝状」を、F氏の名前を消すという画像加工を施した上で、さも教団宛のものであるかのように扱って恥ずかしげもなく宣伝している

こういうことですね。

「有印公文書偽造罪・変造罪」ではないか?

画像を見て分かるように、当該「感謝状」は警察署長の押印があります。
「感謝状」は個人宛であるにも関わらず、教団宛であるかのように文書を加工し、自教団の宣伝に使うことはやはり何らかの罪にならなければおかしいのではないかと思うのですが。
調べたところ、「有印公文書偽造罪・変造罪」というのがあるそうなのですが、よく分かりません。法律に詳しい方、この場合はどうなるのかお教え頂けないでしょうか。

「幸福の科学」に「角部屋は避けよ」なんて教えは無かった筈

この新潮の記事、清水富美加の発言として、以下のようなものが掲載されていた。

これまではホテルを予約してもらうときに角部屋を避けてくださいと言ってきましたが、実はそこで寝るのが教えに反していたからなんです

少なくとも私が信者だった頃は、こんな風水じみた教えはありませんでした。こういう不合理な迷信を廃して、心の教えを重視していた点が「幸福の科学」の魅力であり、それなりに人が集まった理由だったと思います。
さて、清水富美加の言葉として「角部屋を避けてください」が「(幸福の科学の)教えに反していた」と新潮に掲載された可能性を幾つか考えてみます。

  1. ここ数年で「幸福の科学」の教えに変更・追加があった。
  2. 父親(もしくは母親)が「幸福の科学」とは別に風水のようなものに傾倒していて、清水富美加に「ホテルに泊まるときは角部屋を避けるんだよ」等と教えていた。清水富美加は「親の言うこと=幸福の科学の教え」と思い込んでいたので、角部屋を避けることも「幸福の科学」の教えだと思ってしまっていた。
  3. 清水富美加の口からでまかせ。
  4. 伝聞の過程で曲がって伝わった。
  5. 新潮の捏造。

1の可能性はほぼないでしょう。大川隆法はもう何十年も書き下ろしの理論書など新規に書いていないような状態ですし。
2が一番ありそうかなと思いましたが、確証はありません。本人に訊くより他ないですが……。
3~5もあり得ます。
角部屋問題の謎、ちょっと気になります。彼女が信じていたものは、本当に「幸福の科学」の教えだったのでしょうか。「愛・知・反省・発展」のどこにも、「角部屋を避けよ」といった迷信を肯定するような要素はありません。アンチの私から見ても、出家する信者にしては、余りにも不勉強ではないかという感じがします。
多くの信者にとっての「幸福の科学」と、清水富美加にとっての「幸福の科学」には、少なからず違いがありそうです。

清水富美加は境界性パーソナリティ障害ではないか?(3/10追記あり)

他の方も指摘されていたのをチラホラ見ましたが、自殺未遂とか、恋愛依存体質っぽい所や、アルコール依存、極端な掌返し的な態度等、どうも「境界性パーソナリティ障害」の症状に当て嵌まる部分が多いように思いました。「境界性パーソナリティ障害」は、宗教2世信者の女性に多いようで、このブログの読者であれば身近に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
所謂「ボーダー」であり、ネットでは「被害者友の会」というものもあったりします。

境界性パーソナリティ障害の特徴

幾つか基準があるようですが、こちらのサイトから引用します。

対人関係、自己像、感情の不安定および著しい衝動性の広範な様式で成人早期に始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち、五つ(またはそれ以上)で示される。
①:現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとする気違じみた努力。 注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
②:理想化とこき下ろしとの両極端を揺れ動くことによって特徴づけられる不安定で激しい対人関係様式。
③:同一性障害:著明で持続的な不安定な自己像または自己感。
④:自己を傷つける可能性のある衝動性で、少なくとも二つの領域にわたるもの(例:浪費、性行為、物質乱用、無謀な運転、むちゃ食い)。注:基準5で取り上げられる自殺行為または自傷行為は含めないこと。
⑤:自殺の行動、そぶり、脅し、または自傷行為の繰返し。
⑥:顕著な気分反応性による感情不安定性
⑦:慢性的な空虚感
⑧:不適切で激しい怒り、または怒りの制御困難
⑨:一過性のストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離性症状

順番に見ていきます。
①不明。
②対人関係の詳細は不明ですが、「出家」前後での事務所に対する掌返し的な評価はこれに該当しそうです*1
③分かりません。
④過度の飲酒が複数報道されていました*2。喫煙の習慣も告白していましたね。
⑤マネージャーに対して「死にたい」と言ったり、実際に自傷行為をしていたことを告白したと報道されています。
⑥わかりません。
⑦「ぺふぺふ病」と自分で言っていたのがこれに該当しそうです。

それは感情に起伏がなく 
これといった悩みもなく 
余裕があるような 
というといいように聞こえるが 
ガムシャラな感じがなく 
やる気が感じられず 
生きている感じがしない 
というと悪いように聞こえるが 
がんばっていないわけでもなく 
そして調子に乗っているわけでもなく 
そう、擬音にしたら 
ぺふぺふしているような状況の 
一種の病

⑧事務所の社長を「殺したい」と言ったこと*3や、突然全ての仕事を放り出して「出家」してしまうことなどはこれに該当するでしょうか。
⑨幻聴等も自分で告白していました*4
以上、本人や身近な人でないと分からない部分は除いても、かなりの部分が該当するので、おそらく境界性パーソナリティ障害(ボーダー)だと思われます。
ここの基準には無いですが、虚言癖もよく見られる症状です。
清水富美加にも妙な虚言癖があったことが報道されています。

清水も自身のエピソードとして、大人になってから“寝てない自慢”をすることがあると告白。「ほんとは4時間寝てるのに、2時間って言います!」と明かし、その嘘がバレた場合は「そういうときは、見栄を張ってるキャラに変えちゃう!」と、キャラを変えて取り繕うとした。

セットチェンジの際、若林は清水に『いくつなの?』と年齢を尋ねたことがあったそうです。すると清水は『16歳です』と返答。その日の撮影は平日だったため、若林は『学校休みなんだ?』という世間話を何度も振ったそうですが、相手は『いやぁ?』としか答えなかったといいます。しかし後で、若林がマネージャーに確認してみると、当時の清水の年齢は16でなく19歳であることが発覚。

ボーダーとの接し方

「素人はボーダーに近づくな」「逃げろ」というのが鉄則です。

こちらは恐らく実際に被害に遭われた方の経験から警鐘を鳴らして下さっている方のブログですが、こちらにもボーダーの特徴が少し詳しく書かれていましたので一部引用します。

・自分に相手を繋ぎとめるために真偽を問わず、憐憫を煽る言葉や、悲惨な過去などを相手に話す。知り合いになって日が浅いうちから過去の虐待経験や性的暴行の体験を話す、自分に同情や庇護感情を持たせるための話をつくる、など。
・通常は友好的な関係であるべき相手、パートナーや会社の同僚、学校の友人などに対して、真偽の疑われるような話を捏造して周囲にふりまき、相手の周囲からの信頼を貶めようとする。相手に暴力を振るわれた、或いは誹謗中傷を受けている、など。

ドクターストップがかかる程の危険な状態の筈なのに、「自傷行為」の過去を語ったり、事務所のことを掌返しで悪く言ったりする告白本を出すというのはまさしくこれらの指摘が当て嵌まります。
ボーダーというのは、本当に人を振り回すのが得意で、所謂「試し」行為も頻繁に行なわれ、恩を仇で返すのが常です。自己を過信して、「自分ならこの人(ボーダー)を助けられる」などと思ってしまったら、どんどん引き込まれて大変なことになります。お医者さんに任せましょう。
こちらのブログにもありますが、本人の意志はもちろん、家族の協力等も必須です。でも、清水氏の場合、家族は全員カルト信者であり、既に「出家」して取り込まれてしまっています。恐らく憑依だ何だと言っておかしな診断をされて、まっとうな治療がされることはないでしょう。(今回、教団側は「セカンドオピニオンまでもらった」と主張していますが、恐らくハッピースマイルクリニックとかの信者が経営する病院で診て貰っただけでしょう。)あ、先程「お医者さんに任せましょう」と書きましたが、カルト宗教やオカルト思想を信じているお医者さんでは逆効果ですので、まともなお医者様に任せましょう。
家族が無理でも、信頼できるパートナーを得られたらまだ救いはあるのですが、清水氏の場合、信頼できるパートナーだと思ったら裏切られたという状態だったので、これも難しいですね。(ボーダーは無意識に自分を傷つけるような相手をパートナーに選んでしまうということもあるようです。)清水氏はどうやったら救われるのでしょうね……。

3/2追記

同じことを考えている方がいたので相互リンク。

その前にも参考になる記事が幾つかあったので紹介しておきますね。

ふむふむと納得できる話ばかりです。やはり、身近でボーダーに接した経験のある方は、ピンと来るようです。逆に、経験したことのない人には、「ボーダーの恐怖」と言ってもなかなか理解されないでしょうね。
ボーダーの人って、物凄く深い深い心の闇を抱えているものです。教団ごと破壊するぐらいのパワーはあると思います。さて、今後はどうなりますか。

3/10追記

やはり、ハッピースマイルクリニックだったようです。(信者さんへ:千里眼でも何でもありません。他の大多数のアンチも予想していたことです。)

当ブログでもハッピースマイルクリニックの記事が二つほどありました。

こんな人たちが治療するの?こういうカルト宗教の教義、オカルト的世界観を前提にした診察や治療をしても、医師免許剝奪になったりしないのだろうか。まあ、内海聡や矢作直樹みたいな人も続けてるからこの程度では問題ないか。

「幸福の科学」分析のための参考記事(3/5追記あり)

以前にも紹介したことのあるブログですが、この記事が秀逸でした。
あくまでカルト一般・病的オカルト思考一般の話なのですが、「幸福の科学」及び大川隆法に非常に良く当て嵌まります。
少しだけ引用してご紹介します。

病的なオカルト原理思考に見られる「原始的防衛機制」は、幼児的万能感の屈折型なんですね。だから自我肥大化したオカルト教祖は「王様気分」で、人でも世界でも何でも思い通りにしようとしたがるんですね。
自身は神の代弁者のつもりでしょうが、その本質は「大きな赤ちゃん」と同じ心理状態なんですよね。

「自身は神の代弁者のつもり」というのはその通りですね。信者も教祖本人も否定できない事実でしょう。

ちょっと気に入らなければすぐに人事を変えたり、予言が外れても取ってつけたような理屈で正当化し、教義は都合でコロコロ変わり、言ってることもやってることも矛盾だらけであるにも関わらず、子供じみた幼稚な振る舞いをして、まぁそんなことばっかりやってる「幼児性の心理」です。

この辺が特にまるで見てきたかのような大川隆法の姿そのままで、驚きました。
「ちょっと気に入らなければすぐに人事を変え」るのはその通りですね。「予言が外れても取ってつけたような理屈で正当化」というのもその通りで(1999年のポールシフトの件など)、「教義は都合でコロコロ変わり」というのもその通り(根本経典である筈の『太陽の法』は何回書き換えられたことでしょうか)、「言ってることもやってることも矛盾だらけ」というのもその通りです(家庭ユートピアを説きながら離婚したりとか)。

さらに有名人やらを無理に教義に取り込もうとしたり、他宗教の教えやら科学知識やらを我田引水して「その宗教以外の素晴らしさ」で塗り固めた寄せ集め宗教じゃないですか?

繰り返し言いますが、書いている人は「幸福の科学」を念頭に置いて書いているわけではありません。カルト宗教一般について書かれている文章です。しかし、当て嵌まりすぎです。
今起きている清水富美加の事件をはじめ、最近の有名人の「霊言」シリーズはまさにこれですね。「他宗教の教えやら科学知識やらを我田引水して」、「実は全て主エル・カンターレ(=大川隆法)から出てきたものなのだ」と主張しているのが「幸福の科学」です。(信者をそうやって洗脳・マインドコントロールしている。)

無意味な使命感を持たされて、「私は光の戦士」とか「高尚な目的を遂行している存在」とか、そう思いこまされ、そして「組織内格付け」の人心操作によって、過剰なプライド意識をエスカレートさせ、それを満たす以外に存在意義を感じれないほど貧しい選民意識状態になっていくわけです。
本人は「自分は闘争的・攻撃的ではない」と思いこんでいますが、大体においてこういう人々は表面は穏やかで真面目な感じですが、心の根っこには凄いプライドがあって闘争的な状態が慢性化してて、その自覚がもう完全に麻痺してるんですね。
だからちょっと突けば「真理を守る」っていう大義名分を持ち出してすぐに異常にわめき出すか、完全無視の否定・排斥をします。

この部分は「幸福の科学」信者各位の行動に当て嵌まりますね。選民意識が強く、攻撃的であるのに、自分のことを攻撃的だとは思っていない。ちょっと教祖や教義や教団のおかしな点を突くと、「あいつらは悪魔だ」等と言って、完全否定してくる。(誰とは言わないけれども、今もブログ村幸福の科学カテゴリで騒いでいる人たちがいますね。悲しいことですが、「その自覚がもう完全に麻痺してる」というのもそのまま当て嵌まります。)

こっちは難しいけど更に深い話。
本当は、真面目に真理を探究している熱心な信者の人にこそこういうのを読んで貰って、自己と向き合ってじっくり考えてみてほしいんですけども、難しいですよね……。

3/5追記

こちらの記事、大川隆法と「幸福の科学」について、書かれていました。見逃していました。失礼しました。
現役信者の方にも比較的読みやすいのではないでしょうか。
教団についてもよく知っておられるし、何というのかな、現役で渦中にいる信者の気持ちもよく分かっている所がすごいなあと思います。

また倒産していた「幸福の科学」関連企業を発見

先日の清水富美加父親・清水貴透の経営していた有限会社セブン・ディーのことを調べていたら、映画『黄金の法』の協賛にも名前が掲載されているということを確認しました。

こちらに映画『黄金の法』に名前のあった会社名一覧が書かれています。
とりあえず、面白そうな会社名から適当に検索してみた結果、早速また一つ倒産していた会社を発見しました。

イトクロス株式会社(2013年10月8日倒産)

飲食店経営のライトクロス(株)(東京都江東区亀戸2-9-6、代表:佐野潤)は10月8日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、田汲幸弘弁護士(電話03-6212-5500)が選任されている。

負債額は約4億円。

私はこの会社を知りませんでした。「ライトクロス」って、かの有名な修法「エル・カンターレ ファイト」の経文の一節ですね。「アフロディーテ」は元総裁夫人の過去世から取った名前でしょう。

こちらに記事では、2010年7月8日から業務拡大をしようとしていた様子が窺えます。2010年から2013年の三年間に、いったい何があったのでしょうか。その後、この佐野氏はどうしているのでしょうか。気になります。(株式会社みらいの嶋村氏のその後も気になります。)
他のスタッフロール掲載の企業について、その後どうなったかを全部確認したいところですが、こちらにもそんな暇はないので、あしからず。また情報があれば書いていきたいと思います。情報提供もお待ちしています。

信者企業に倒産が多い仕組み

教団は、信者企業が儲かった時には「植福菩薩」だの何だのと持ち上げてお布施として多額のお金を出させます。(上述の映画のスタッフロールに掲載されるためにもそれなりのお布施が必要です。そんな無駄金を使うから倒産するんですよね……。)
逆にうまくいっていない時にも、祈願や研修を勧め、お布施としてお金を出させます。信者の幸・不幸に関わらず、どういう状況からでもお金を搾り取るシステムができています。
簡単に言うと、

  • うまくいった時は主エル・カンターレのおかげ!教団に感謝のお布施をしましょう。
  • うまくいかなかったときは自己責任!信仰心が足りないから!もっとお布施をしましょう。

というシステムですね。

清水富美加の思惑は?

清水富美加父親・清水貴透の近況続報

本題に入る前に、父親の近況から。

父親が経営していた会社は、確かに破産していた。そして娘の告白本出版と同じ2月17日、東京地裁で債権者に向けた財産状況報告集会が行われていたのだ。
(中略)
どうやら父の借金トラブルは今も続いていたようだ。
結局、報告会はものの数分で終了。債権者たちがエレベーターに乗り込もうとしたそのとき、足早に移動する60代と思しき男性が。ガッチリとした体格でベージュのチェック柄のスーツ姿の彼こそ、清水の父親だった。父は弁護士と職員4人に囲まれながら職員専用ドアへ。そして記者が質問する隙も与えず、中へと入っていった。

父親はボロボロのようですね。何十年と「幸福の科学」を信仰してきた結果がこれなんですよね。成功してお布施をしているうちは持て囃してくれるけれど、困っているときには一切有効な手助けしてはくれない。清水富美加を「助けた」のは、大川隆法の気まぐれ(というか下心)以外の何物でもありません。
信者が経営する企業の倒産は相次いでいます。報道されてきたところだと、グループ・タック岡山日日新聞を始め、野菜工場の株式会社みらい、株式会社アイザック等があり*1、報道されないような小さい企業はもっと多いと思われます。
幸福の科学」では、「経済繁栄祈願」だの「経営成功祈願」だの色々な祈願や研修がありますが、効果がないことの証明はハッキリと出ています。信者は「成功している企業もある!」と反論するのでしょう。もしそうだとしても、一部の人にしか効果がないのであれば、万人を救えるような普遍的な教えではない、ということは確かですよね。

清水富美加「出家」の本当の理由は恋の病?

ここからが本題です。

KANA―BOONは清水の出家が明らかになった今月12日、NHK「シブヤノオト」に出演。清水は同番組のMCを務めていたが、体調不良を理由に出演を取りやめている。
司会を降板した3月7日開催の「スペースシャワーミュージックアワード」にも同バンドは出演を予定しており、出家との因果関係は不明だが、番組スタッフは「仕事とはいえ、顔を合わせることがつらかったんでしょう」と振り返った。

これで「出家」の動機がだいぶハッキリしてきたように思います。死にたいくらい悩んでいたこととか、それはつまり恋の病だったんだなと。それなら私も理解できます。
二世信者というのは、複雑な思いを抱えていることが多いです。ストレートに親の言うことを聞いて何の疑問もなくまっすぐ信者になるという人は少ないです。もし、以前からの熱心な信者であれば、自殺未遂などする筈もないし、タバコを吸ったりもしないでしょう。
清水氏のように、父が事業で失敗していたり、両親が離婚したりと、信者の不幸な様子を身近で見ていたら尚更です。教団とは距離を置いていたのではないか?というのが私の推測です。

清水富美加は計算高い女」説

大川隆法や教団の思惑は色々な人が推測している通りで間違いないでしょう。でも、清水富美加がそれに従うかどうかはまた別の問題です。2世信者だからと言って、現在の成功を全部捨てて、しかも周りに迷惑をかける形で「出家」する理由として、いまいちしっくり来るものがありませんでした。
でも、上記の「元恋人に会いたくなかった」ということなら理解できます。私が思うに、清水富美加は教団の思惑を利用して、「出家」ということを利用して、元恋人と会うのを避けたということではないでしょうか。
大川隆法が行なった「清水富美加守護霊の霊言」では、辛いそぶりは全くなかったということでした(やや日刊カルト新聞: 「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」レビュー参照)。この段階で、清水富美加と教団の接触は無かったのだと思います。2月12日のNHK「シブヤノオト」にKANA-BOONが出演すると清水富美加が知ったのは恐らくその後で、悩んだ清水富美加は、教団の思惑を利用して出家した。事務所への恨みは多少あったにせよ、折角良くなってきた待遇を全部捨てるというのは違和感があるし、前日まで普通に仕事をしていたのに、急にドクターストップというのも理解できません。統合失調症のような症状は、詐病なのではないかとも思われます。そもそも、あんな本人の発言と違う「守護霊の霊言」など出されても、信じるどころか鼻でフンと笑うレベルでしょう。
教団側も「即出家せよ」と言うとは思えません。大川隆法はともかく、周りの教団幹部たちは、さすがに多少の常識は備えているだろうし、世間がどう反応するかということも多少は分かっている筈です。つまり、清水富美加が無理に教団側に「すぐにでも出家したい」とお願いしたのではないか。その為に、病気をこしらえたのではないか。
そして、ほとぼりが冷めた頃に教団から逃げ出して、「あの頃はマインドコントロールされていたんです!」と言って芸能界に復帰するつもりだったのではないか?とも思います。清水富美加的にはどちらに転んでも「被害者」で居られるという。
大川隆法や「幸福の科学」が小娘一人に引っかき回されるのは気味が良いけれども、私は絶対に関わり合いにはなりたくないタイプの人ですね。狐と狸の化かし合いみたいな感じがします。登場人物、全員悪人ですわ。

追記:ちょっとした傍証

楽山日記さんのコメント欄から。

>告白本には自分の霊言について数か所感想が書かれてある

>「ちょっとショックでした。もう少しおしとやかな人が出てくると思ってたので。えー?私の潜在意識ってこんな感じなの?全然話かみ合ってないし、勘弁してよって感じでした。」133頁
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/psy/1487581486/109

「全然話かみあってない」とのこと。第三者が比較しても同じ感想ですので当然です。この子、大川隆法の「霊能力」を全く信じていないのではないでしょうかねえ。

追記:傍証その2

宗教法人幸福の科学」に出家した女優清水富美加(22)が、元交際相手の「KANA―BOON」の飯田(めしだ)祐馬(26)との関係について、昨年12月ごろまで思い悩んでいたことが22日、関係者への取材で分かった。
音楽関係者が「(清水が)相手の名前を言うことはなかったが、“思い出がありすぎて忘れられるわけがない”と話していた」と明かした。

やはり、まだまだ思い悩んでいた様子。

千眼美子『全部、言っちゃうね。』に見る、他の2世信者との共通項

感想文を書きたいところだけど、読んでいないし買うつもりもないので、報道で漏れ伝わってくる内容に対する感想を書いていきます。

自殺したくなる2世信者の実例がまた一つふえた

第2章「死にたかった7年、死ななかった7年。」において、自殺未遂の過去を衝撃告白。16歳の誕生日には「死のうとしてガムテープを口と鼻に貼ったんです」。高校2年の夏頃までは、いつでも死ねるように部屋の引き出しに大きなカッターを入れていた。ある日、腕を切りつけ「その時の傷は今も右手首に残っています」と打ち明けた。

2世信者の自殺未遂の話、以前にも紹介したことがありますね*1
もう一度引用しますと、

毎日「どうやって死のうか」「窓から飛び降りたらどうなるんだろう」「壁に何回手をぶつけたら骨は砕けるんだろう」などとくだらないことばかり考え、リストカットをしたりもしました。

2世信者(現役)の告白です。これを嬉々として取り上げる教団もどうかと思います。これが恥ずかしいことだという認識はないものなのか。なぜ信者家庭の子供が自殺未遂に走るのか。普通の幸福な家庭に育った子供は自殺未遂を繰り返したりなんかしないんですよ?
幸福の科学」信者である筈の父親に不幸が起きるというのも共通しています(Voiceeで取り上げられているのは病気、清水氏の場合は事業の失敗)。どうして「幸福の科学」信者は病気になったり事業に失敗したりするんでしょうか。不思議ですねえ……。
さて、自殺したくなった原因(及び今回の「出家」の原因)を芸能活動やそれを強要した事務所のせいにしているようですが、嫌なら何故辞めなかったのか。事務所がおかしいと思うなら事務所を移籍することもできただろうし、そんな自殺未遂するぐらい仕事が嫌ならその時に辞めればよかった。事業に失敗した父親を支えるために無理をして頑張っていたとしたら、恨むべきは事務所ではなく、父親の方なのではないでしょうか。
当時は実家に暮らしていたそうで*2、一般的に言って、実家で自殺未遂するということは、第一発見者である家族に対する「自分にもっと注目して欲しい、もっと私のことを愛して欲しい」というメッセージと考えるのが普通なのではないでしょうか。
2世信者マインドコントロールの仕組み端的に言うと、

  • 苦しみ→教団による救い→教団に対する信仰を深める……

ということです。もう少し正確に言うと、

  • 本当は教団が原因で苦しんでいるのに、外部要因で苦しんでいるのだとすり替えて認識させる→教団によって救われたと思わせる→教団に依存させる……

ということです。この繰り返しで、2世信者へのマインドコントロールは深まっていきます。
「悪霊が云々」ということも言っています。悪霊だの宇宙人だの、そういうオカルト的なことをまことしやかに言って信者の恐怖心を煽るのは、典型的なカルト宗教ですね。

統合失調症の実例も一つ増えた

同書では清水の病状についても触れられている。それによると、出家直前は夢と現実の区別がつかず、頭も体も痛く「死にたい」という願望にとらわれていた。出家を決めた後も、どこからともなく声が聞こえ、教団関係者に「私、なんか憑いてます?」と確認。全身のけいれんや体中の痛み、“見えない何か”に対する恐怖からトイレにも1人で行けない日々が続いたという。
清水はそれを「極度の憑依状態」と表現している。その結果、医師から絶対安静と「いまのような仕事を続けてはいけない」と診断された。過去には役作りにのめり込むあまり、悪霊に憑依され、無意識のうちに「われわれはお前たちを絶対に許さない!」と言い続けていたこともあったという。

「夢と現実の区別がつかず」とか「どこからともなく声が聞こえ」とか、どう見ても統合失調症です。まあ、これなら、即入院レベルだというのは理解できます。
少しだけ細かい所に突っ込んでおくと、「教団関係者に『私、なんか憑いてます?』と確認。」という辺りは、信者時代を振り返るとよく理解できます。私も信者時代は、教祖以下、職員(出家者)というのは全員霊能者で、守護霊や天使や悪霊が見えているのだ、と思っていました。でも、そういうのは全部ウソだということが分かりました。
さて、そういえば、祖父母を殺害した2世信者の少年にも統合失調症の症状が見られましたね*3
こういうのは、「極度の憑依状態」などではありません。統合失調症という、単なる脳の異常です。「幸福の科学」というカルト宗教を始め、このようにオカルトを肯定する教え(考え)というのは、得てして統合失調症の状態を間違って解釈し、余計に症状を進行させてしまったりするものです。
しかし、可哀想に、彼女は既に「幸福の科学」のオカルト思想に染まってしまっており、その枠の中で考えることしかできなくなっています。私もこういう「霊的人生観」とかからの脱マインドコントロールには苦労しました。彼女がこちら側の世界に戻ってくるのには、まだまだ相当の時間と苦しみがあることでしょう。一生戻ってこられない人もいるので、諦めるより他ないのかも知れません。
いちおう、過去の参考記事はこちら。

どうか、一人でも多くの方がこの種のオカルト思想から脱して、正常な思考力と判断力を取り戻すことができますように。

「あとがき」に見る信者らしさ

さらに後書きには「死にかかっていたところを助けて下さったのは幸福の科学の皆様、そして人は永遠の生命を生きているという教えでした。この教えの下で生きたら、きっともっと沢山の人が幸福になっていくと思った今、ひろめずにはいられません」「お世話になった皆様には、悲しませてしまった皆様には、必ずや倍にして恩返しすることを約束します。ぜひまた、次は千眼美子として皆様にお会いできることを心より願っております」などとつづっています。

前回の記事で「信者っぽくない」と書いたのですが、これは信者っぽいです。独善的で、空理空論を唱えている辺りがとても。
元2世信者でアンチブログを運営している身としては、私も悲しいです。私も「悲しませてしまった皆様」の一人にカウントされるのであれば、私にとって「倍にして恩返し」というのは、数年後に脱会し、大川隆法と教団の暴露本を出してくれることですね。

大川隆法のことかと思った

休みがなかった上に、給料は5万円で源泉徴収を引かれると、手元に残るのは4万5000円ほど。「どんどん社長への怒りがたまっていきました」と、当時を振り返った。
自身は食事もままならず、交通費も最低限しか支給されないため何駅分も歩くことも。「その間に社長はどんなにうまいものを食べてどんな車に乗っているんだろうと思うと、どうしても社長への恨みが止まらなくなってしまいました」と当時の思いを記した。

まるで「幸福の科学」信者と大川隆法の関係のようです。下々の人たちがどれだけ苦労して教団のために時間もお金も注ぎ込んでいるのかを全く知らずに、何千万もする腕時計を自慢したり、長男は高級車を乗り回して自慢したり。
清水さん、よく観察して見て下さいよ。その「殺したい」と思った社長と、大川隆法の顔は、全く同じ種類の顔ではないですか?よく耳をすませて下さい。「幸福の科学」信者・元信者の大川隆法に対する怨嗟の声は聞こえませんか?今回の件で分かったように、大川隆法は多くの人を苦しめている存在です。清水さんを助けたのではなく、甘い言葉で誘惑して、清水さんの評価を地に落とし、社会と断絶させ、更なる地獄に突き落としただけです。「地獄への道は善意で舗装されている」というのも大川隆法が好んで使う言葉ですが、この場合は当て嵌まらないとお考えでしょうか?


どうか、彼女が本当に救われる日が来ますように。
誰かや何かに依存して一時期「救われた!」と思っても、それは本当の救いではありません。依存心を捨て、意志を強くして、自分の力で立とうと決意してこそ、心の平和や安定が訪れるものです。

おまけ:鈴木エイトさんの解説

直接読んだカルト専門家の方の感想です。参考になります。

ふむふむ。
そもそもこの本は教団側が編集したものですし、教団にとって都合の悪い部分は当然カットされていることでしょう。それでもやはり、マインドコントロールの様子が窺えるということは、教団はこの手法を「マインドコントロール」なんて思ってない、ちっとも悪いと思っていないということでしょうね。最初に紹介したVoiceeの人の場合と同じですわ。