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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

清水富美加の思惑は?

清水富美加「出家」事件 二世信者

清水富美加父親・清水貴透の近況続報

本題に入る前に、父親の近況から。

父親が経営していた会社は、確かに破産していた。そして娘の告白本出版と同じ2月17日、東京地裁で債権者に向けた財産状況報告集会が行われていたのだ。
(中略)
どうやら父の借金トラブルは今も続いていたようだ。
結局、報告会はものの数分で終了。債権者たちがエレベーターに乗り込もうとしたそのとき、足早に移動する60代と思しき男性が。ガッチリとした体格でベージュのチェック柄のスーツ姿の彼こそ、清水の父親だった。父は弁護士と職員4人に囲まれながら職員専用ドアへ。そして記者が質問する隙も与えず、中へと入っていった。

父親はボロボロのようですね。何十年と「幸福の科学」を信仰してきた結果がこれなんですよね。成功してお布施をしているうちは持て囃してくれるけれど、困っているときには一切有効な手助けしてはくれない。清水富美加を「助けた」のは、大川隆法の気まぐれ(というか下心)以外の何物でもありません。
信者が経営する企業の倒産は相次いでいます。報道されてきたところだと、グループ・タック岡山日日新聞を始め、野菜工場の株式会社みらい、株式会社アイザック等があり*1、報道されないような小さい企業はもっと多いと思われます。
幸福の科学」では、「経済繁栄祈願」だの「経営成功祈願」だの色々な祈願や研修がありますが、効果がないことの証明はハッキリと出ています。信者は「成功している企業もある!」と反論するのでしょう。もしそうだとしても、一部の人にしか効果がないのであれば、万人を救えるような普遍的な教えではない、ということは確かですよね。

清水富美加「出家」の本当の理由は恋の病?

ここからが本題です。

KANA―BOONは清水の出家が明らかになった今月12日、NHK「シブヤノオト」に出演。清水は同番組のMCを務めていたが、体調不良を理由に出演を取りやめている。
司会を降板した3月7日開催の「スペースシャワーミュージックアワード」にも同バンドは出演を予定しており、出家との因果関係は不明だが、番組スタッフは「仕事とはいえ、顔を合わせることがつらかったんでしょう」と振り返った。

これで「出家」の動機がだいぶハッキリしてきたように思います。死にたいくらい悩んでいたこととか、それはつまり恋の病だったんだなと。それなら私も理解できます。
二世信者というのは、複雑な思いを抱えていることが多いです。ストレートに親の言うことを聞いて何の疑問もなくまっすぐ信者になるという人は少ないです。もし、以前からの熱心な信者であれば、自殺未遂などする筈もないし、タバコを吸ったりもしないでしょう。
清水氏のように、父が事業で失敗していたり、両親が離婚したりと、信者の不幸な様子を身近で見ていたら尚更です。教団とは距離を置いていたのではないか?というのが私の推測です。

清水富美加は計算高い女」説

大川隆法や教団の思惑は色々な人が推測している通りで間違いないでしょう。でも、清水富美加がそれに従うかどうかはまた別の問題です。2世信者だからと言って、現在の成功を全部捨てて、しかも周りに迷惑をかける形で「出家」する理由として、いまいちしっくり来るものがありませんでした。
でも、上記の「元恋人に会いたくなかった」ということなら理解できます。私が思うに、清水富美加は教団の思惑を利用して、「出家」ということを利用して、元恋人と会うのを避けたということではないでしょうか。
大川隆法が行なった「清水富美加守護霊の霊言」では、辛いそぶりは全くなかったということでした(やや日刊カルト新聞: 「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」レビュー参照)。この段階で、清水富美加と教団の接触は無かったのだと思います。2月12日のNHK「シブヤノオト」にKANA-BOONが出演すると清水富美加が知ったのは恐らくその後で、悩んだ清水富美加は、教団の思惑を利用して出家した。事務所への恨みは多少あったにせよ、折角良くなってきた待遇を全部捨てるというのは違和感があるし、前日まで普通に仕事をしていたのに、急にドクターストップというのも理解できません。統合失調症のような症状は、詐病なのではないかとも思われます。そもそも、あんな本人の発言と違う「守護霊の霊言」など出されても、信じるどころか鼻でフンと笑うレベルでしょう。
教団側も「即出家せよ」と言うとは思えません。大川隆法はともかく、周りの教団幹部たちは、さすがに多少の常識は備えているだろうし、世間がどう反応するかということも多少は分かっている筈です。つまり、清水富美加が無理に教団側に「すぐにでも出家したい」とお願いしたのではないか。その為に、病気をこしらえたのではないか。
そして、ほとぼりが冷めた頃に教団から逃げ出して、「あの頃はマインドコントロールされていたんです!」と言って芸能界に復帰するつもりだったのではないか?とも思います。清水富美加的にはどちらに転んでも「被害者」で居られるという。
大川隆法や「幸福の科学」が小娘一人に引っかき回されるのは気味が良いけれども、私は絶対に関わり合いにはなりたくないタイプの人ですね。狐と狸の化かし合いみたいな感じがします。登場人物、全員悪人ですわ。

千眼美子『全部、言っちゃうね。』に見る、他の2世信者との共通項

清水富美加「出家」事件 二世信者

感想文を書きたいところだけど、読んでいないし買うつもりもないので、報道で漏れ伝わってくる内容に対する感想を書いていきます。

自殺したくなる2世信者の実例がまた一つふえた

第2章「死にたかった7年、死ななかった7年。」において、自殺未遂の過去を衝撃告白。16歳の誕生日には「死のうとしてガムテープを口と鼻に貼ったんです」。高校2年の夏頃までは、いつでも死ねるように部屋の引き出しに大きなカッターを入れていた。ある日、腕を切りつけ「その時の傷は今も右手首に残っています」と打ち明けた。

2世信者の自殺未遂の話、以前にも紹介したことがありますね*1
もう一度引用しますと、

毎日「どうやって死のうか」「窓から飛び降りたらどうなるんだろう」「壁に何回手をぶつけたら骨は砕けるんだろう」などとくだらないことばかり考え、リストカットをしたりもしました。

2世信者(現役)の告白です。これを嬉々として取り上げる教団もどうかと思います。これが恥ずかしいことだという認識はないものなのか。なぜ信者家庭の子供が自殺未遂に走るのか。普通の幸福な家庭に育った子供は自殺未遂を繰り返したりなんかしないんですよ?
幸福の科学」信者である筈の父親に不幸が起きるというのも共通しています(Voiceeで取り上げられているのは病気、清水氏の場合は事業の失敗)。どうして「幸福の科学」信者は病気になったり事業に失敗したりするんでしょうか。不思議ですねえ……。
さて、自殺したくなった原因(及び今回の「出家」の原因)を芸能活動やそれを強要した事務所のせいにしているようですが、嫌なら何故辞めなかったのか。事務所がおかしいと思うなら事務所を移籍することもできただろうし、そんな自殺未遂するぐらい仕事が嫌ならその時に辞めればよかった。事業に失敗した父親を支えるために無理をして頑張っていたとしたら、恨むべきは事務所ではなく、父親の方なのではないでしょうか。
当時は実家に暮らしていたそうで*2、一般的に言って、実家で自殺未遂するということは、第一発見者である家族に対する「自分にもっと注目して欲しい、もっと私のことを愛して欲しい」というメッセージと考えるのが普通なのではないでしょうか。
2世信者マインドコントロールの仕組み端的に言うと、

  • 苦しみ→教団による救い→教団に対する信仰を深める……

ということです。もう少し正確に言うと、

  • 本当は教団が原因で苦しんでいるのに、外部要因で苦しんでいるのだとすり替えて認識させる→教団によって救われたと思わせる→教団に依存させる……

ということです。この繰り返しで、2世信者へのマインドコントロールは深まっていきます。
「悪霊が云々」ということも言っています。悪霊だの宇宙人だの、そういうオカルト的なことをまことしやかに言って信者の恐怖心を煽るのは、典型的なカルト宗教ですね。

統合失調症の実例も一つ増えた

同書では清水の病状についても触れられている。それによると、出家直前は夢と現実の区別がつかず、頭も体も痛く「死にたい」という願望にとらわれていた。出家を決めた後も、どこからともなく声が聞こえ、教団関係者に「私、なんか憑いてます?」と確認。全身のけいれんや体中の痛み、“見えない何か”に対する恐怖からトイレにも1人で行けない日々が続いたという。
清水はそれを「極度の憑依状態」と表現している。その結果、医師から絶対安静と「いまのような仕事を続けてはいけない」と診断された。過去には役作りにのめり込むあまり、悪霊に憑依され、無意識のうちに「われわれはお前たちを絶対に許さない!」と言い続けていたこともあったという。

「夢と現実の区別がつかず」とか「どこからともなく声が聞こえ」とか、どう見ても統合失調症です。まあ、これなら、即入院レベルだというのは理解できます。
少しだけ細かい所に突っ込んでおくと、「教団関係者に『私、なんか憑いてます?』と確認。」という辺りは、信者時代を振り返るとよく理解できます。私も信者時代は、教祖以下、職員(出家者)というのは全員霊能者で、守護霊や天使や悪霊が見えているのだ、と思っていました。でも、そういうのは全部ウソだということが分かりました。
さて、そういえば、祖父母を殺害した2世信者の少年にも統合失調症の症状が見られましたね*3
こういうのは、「極度の憑依状態」などではありません。統合失調症という、単なる脳の異常です。「幸福の科学」というカルト宗教を始め、このようにオカルトを肯定する教え(考え)というのは、得てして統合失調症の状態を間違って解釈し、余計に症状を進行させてしまったりするものです。
しかし、可哀想に、彼女は既に「幸福の科学」のオカルト思想に染まってしまっており、その枠の中で考えることしかできなくなっています。私もこういう「霊的人生観」とかからの脱マインドコントロールには苦労しました。彼女がこちら側の世界に戻ってくるのには、まだまだ相当の時間と苦しみがあることでしょう。一生戻ってこられない人もいるので、諦めるより他ないのかも知れません。
いちおう、過去の参考記事はこちら。

どうか、一人でも多くの方がこの種のオカルト思想から脱して、正常な思考力と判断力を取り戻すことができますように。

「あとがき」に見る信者らしさ

さらに後書きには「死にかかっていたところを助けて下さったのは幸福の科学の皆様、そして人は永遠の生命を生きているという教えでした。この教えの下で生きたら、きっともっと沢山の人が幸福になっていくと思った今、ひろめずにはいられません」「お世話になった皆様には、悲しませてしまった皆様には、必ずや倍にして恩返しすることを約束します。ぜひまた、次は千眼美子として皆様にお会いできることを心より願っております」などとつづっています。

前回の記事で「信者っぽくない」と書いたのですが、これは信者っぽいです。独善的で、空理空論を唱えている辺りがとても。
元2世信者でアンチブログを運営している身としては、私も悲しいです。私も「悲しませてしまった皆様」の一人にカウントされるのであれば、私にとって「倍にして恩返し」というのは、数年後に脱会し、大川隆法と教団の暴露本を出してくれることですね。

大川隆法のことかと思った

休みがなかった上に、給料は5万円で源泉徴収を引かれると、手元に残るのは4万5000円ほど。「どんどん社長への怒りがたまっていきました」と、当時を振り返った。
自身は食事もままならず、交通費も最低限しか支給されないため何駅分も歩くことも。「その間に社長はどんなにうまいものを食べてどんな車に乗っているんだろうと思うと、どうしても社長への恨みが止まらなくなってしまいました」と当時の思いを記した。

まるで「幸福の科学」信者と大川隆法の関係のようです。下々の人たちがどれだけ苦労して教団のために時間もお金も注ぎ込んでいるのかを全く知らずに、何千万もする腕時計を自慢したり、長男は高級車を乗り回して自慢したり。
清水さん、よく観察して見て下さいよ。その「殺したい」と思った社長と、大川隆法の顔は、全く同じ種類の顔ではないですか?よく耳をすませて下さい。「幸福の科学」信者・元信者の大川隆法に対する怨嗟の声は聞こえませんか?今回の件で分かったように、大川隆法は多くの人を苦しめている存在です。清水さんを助けたのではなく、甘い言葉で誘惑して、清水さんの評価を地に落とし、社会と断絶させ、更なる地獄に突き落としただけです。「地獄への道は善意で舗装されている」というのも大川隆法が好んで使う言葉ですが、この場合は当て嵌まらないとお考えでしょうか?


どうか、彼女が本当に救われる日が来ますように。
誰かや何かに依存して一時期「救われた!」と思っても、それは本当の救いではありません。依存心を捨て、意志を強くして、自分の力で立とうと決意してこそ、心の平和や安定が訪れるものです。

おまけ:鈴木エイトさんの解説

直接読んだカルト専門家の方の感想です。参考になります。

ふむふむ。
そもそもこの本は教団側が編集したものですし、教団にとって都合の悪い部分は当然カットされていることでしょう。それでもやはり、マインドコントロールの様子が窺えるということは、教団はこの手法を「マインドコントロール」なんて思ってない、ちっとも悪いと思っていないということでしょうね。最初に紹介したVoiceeの人の場合と同じですわ。

清水富美加の現時点での父親情報まとめ

二世信者 清水富美加「出家」事件

父親と会社の名前について

まずこの記事から。

「清水の父は幸福の科学では幹部クラスではなく、一般会員です。真面目な普通の方ですよ。以前はウェブ制作の会社を経営していましたが、仕事に没頭するあまり、家庭不和になり離婚されたと聞いています。09年の総選挙の時には幸福実現党の候補者のホームページ制作にも携わっていました」(清水の父親の知人)

ふむふむ。幸福実現党は政治団体なので、政治資金収支報告書総務省上で公開されています。ただし、5年の期限があるので、2009年分は普通には見ることはできません
。以前は、こちらのアドレスに掲載されていました。

現在は律儀に消えています。しかし、記載されている方法に従って、リンク先の国立国会図書館のサイトで検索すると、以下のアドレスでアーカイブを閲覧することができました。

順番に見ていくと、(5)に「ホームページ代」として、怪しい会社名がありました。

f:id:antikkuma:20170217211350p:plain
「(有)セブンディー」という、聞いたことのない会社の名前があります。
これを検索してみると、

f:id:antikkuma:20170217211925p:plain
「設立日 2000年8月4日」とあります。
そういえば、「2000年から会社を経営していた」というニュースもあったなあと思い出し(清水富美加の父 昨年11月に自己破産していた/芸能/デイリースポーツ online)、これはいよいよ怪しいと思って、書いてある会社のサイトを見てみると、

「メンテナンス中です」の一言があるのみでした。
こういう時は、webarchiveの出番です。

こちらに、代表取締役社長の名前が書いてありました。「清水貴透」だそうです。名字も設立時期も倒産時期も合致するので、この会社とこの人で間違いないでしょう。

父親とその会社の年譜

  • 2000年8月4日 「合資会社セブンディー・プランニング」創業*1。ホームページ作成やイベントの企画を行なう*2
  • 2002年1月8日 有限会社設立*3
  • 2011年頃 両親が離婚*4
  • 2012年頃 経営危機(「3年前くらいにダジャレじゃないんですけど“父さん倒産”みたいになって、でもなんとかつぶさずに立て直した」*5、)。
  • 2016年11月16日 破産*6。「多額の負債を抱えた」。
  • 2016年11月 自己破産?

こんな感じでしょうか。

「他に従業員はいなくて、富美加ちゃんのお父さんがひとりで切り盛りしていたんですが、あまり順調とはいえなかったようです。借金も5000万円ほどまでに膨らんでしまったこともあったようで、それは富美加ちゃんもかなり心配していたそうです。その後、富美加ちゃんも協力して借金を減らしたんですけど、どうにもならなかったみたいで」(前出・清水の知人)

これは悲惨ですね。16歳の駆け出しの女優としては必ずしも安いわけではない「月給5万円」を父親が殊更に気にしたりしていたのは、娘の収入を当てにしていたからでしょうし、娘の方も、そんな父を健気に支えるために、無理をして芸能活動に励んでいたのでしょう。

清水貴透は自己破産したのかどうか

情報が錯綜していてよく分かりません。

教団が「自己破産したと聞いております」と認めた。一部では父親に数千万円の借金があり、教団が肩代わりしたとも報じられたが「肩代わりの事実はない」と否定した。

教団の言い分としては、「自己破産をしたのだから、返済をする必要もないし、肩代わりする必要もないでしょ」ということのようである。
ところで、

東京郊外にある清水の実家は現在、もぬけの殻。近隣住民によると「5~6年前にここに引っ越してきたが、近所付き合いはほとんどない。娘さんはたまに顔を見せにきていた」という。

こんな話もあった。私は「自己破産」の仕組みってよく知らないのだけど、借金は返さなくてもよくなるものなの?「実家」は、財産だから没収されてしまうのではないの?何か解せない話がチラホラある。
元信者のさとるさんが

多分、清水富美加の親も経営がうまくいっていた時には、
かなり高額のお布施をしてるはず
俺も、経営者の研修(ドラッカー)で50万布施したし、
1000万円の布施や一億円の布施なんてのも聞いたからな〜
清水富美加の親も自己破産して5000万円の借金があるらしいし、
金のなくなった信者には、幸福の科学は冷たいよ〜

と、非常に実感のこもった指摘されているように、清水富美加さん、あなたのお父さんが自己破産した原因の一つは、「幸福の科学」に対する多額のお布施ですよ。
教えを信奉して会社を経営してもうまくいかない。何故なら、教団の教えや指導法が間違っているからです。清水富美加さん、あなたが「死にたい」と思った原因は、他でもない父親のせいであり、「幸福の科学」のせいであり、一番の元兇は大川隆法です。
種々のマスコミ報道や富美加氏の過去のブログ記事(まだ残っている)を読むと、相当なファザコンだったことが窺えるので、父を助けたい一心で、父のために「出家」を選んだという可能性は多分にあると思います。
となると、父親である清水貴透は、一社会人として、これだけの騒動を巻き起こして多くの人に迷惑と心配をかけたことについて、娘にこのような非常識な行動をさせた元凶として、説明なり釈明なり謝罪なり質疑応答なりをする義務があると思うのですが、どうでしょうか?「幸福の科学」信者に常識はないの?現在の教団内では、かつてのスローガンであった「偉大なる常識人」というのはもはや死語でしょうか。まあ、そんな非常識人だから、会社経営もうまくできないんでしょうね!そんな非常識人の集まりだから、信頼度がどんどん下がって、教団も大きくならないのですね。失敗の原因がよく分かりますね。こんな非常識な父だから、娘も非常識な態度を貫いて平気なわけですね。なるほど、「不昧因果」ですね!
私も今回の件で、今までの平穏無事な生活が阻碍されています。家族も巻き込まれています。なので、少し怒っています。娘は「死にそう」と言いながらも健気に本を出版して、こんな状態でもまだ父親のために金を稼ごうとしてくれているのに、父親はいつまで逃げ回っているつもりなのか?娘の心の病について、どこまで責任を感じているのか?「出家」させたことで、良かったと思っているのか?
「2世信者問題」というのは「毒親問題」なんじゃないかなと思います。富美加さんを見ていると、芸能界で頑張ったのも「父のために」ということなのだろうし、今回の出家も「父のために」ということなのだろうし。悲劇としか言いようがないですな。損害賠償を考慮に入れると、5000万円では利かなくなったでしょう。富美加さんの潜在意識は「父から愛されたい」という一心なんじゃないかと思います。だから違約金数億からという可能性を知りつつも、金銭的な損得勘定を抜きにして、最も世間に迷惑をかける形で「出家」をした。
愛する人以外を傷つける」という方法で愛を証明しようとするのはよくあることです。ただ、そういう「愛」はレベルの低い愛だと「幸福の科学」では教えていた筈ですが……。今何かと話題のアドラー心理学の目的論的に考えると、「父を愛する(=父から愛して欲しい)が故に……」と考えてみると、全ての行動の辻褄は合うように思いますが、どうでしょうか。

おすすめ記事

おまけですが、

リテラのこの記事は、2世信者問題を深く理解されていると思いました。やはり、リテラは日本で最も優良な言論メディアだと思います。

清水富美加「出家」事件に関して

清水富美加「出家」事件 二世信者

色々ありすぎて追いかけるだけでも大変ですね!
とりあえず、remonstrateHSさんが数年ぶりにブログを更新されたのが嬉しかった。

多少、口は悪いけれど、相変わらず切れ味鋭いなあと思います。私も正直、「清水富美加」という名前は初めて聞きました。
ここ五年間の振り返りは私も参考になります。
河口湖町の二世信者による祖父母殺害事件は、まだまだ周知していかなければならないところですね。
ワイドショーとかを見ていると、コメンテーターによっては「無害な宗教」と言ったりしている場合もありますが、断じて無害などではありません。マインドコントロールについて全く無知で、「出家するのは本人の自由なんだから、そこは別にいいんじゃないの」みたいに脳天気に言っているコメンテーターの発言を聞くと、分かってないなあと思います。
あとは、アルゴラブさんのブログ(Algorab archives)も、客観的事実に基づいた深い考察がなされているので、この件についても期待しています。

私の感想

本当に信者なのか?

まず、「この子は本当に信者なの?」というのが正直なところ。言動が余りにも「幸福の科学」っぽくないというか、信者にしては薄っぺらくて、仮に信者だとしても、ニワカ信者なのではないか?というような感想です。
例えば、この子は根本経典の『正心法語』を何回誦んだことがあるのかな?暗誦はできるのかな?と。ちなみに私は千回以上読み、未だに脳内に経文がしっかりと残っています。
信者を長く続けていると、「幸福の科学的言動」というのが滲み出てくるものですが、この子にはそういうものが全く感じられません。

父親について

あとは、父親の影響が大きいのではないか、という感想。
サンスポの記事(清水富美加の父に借金5000万円か 出家との因果関係は不明 (1/4ページ) - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ))によると、

清水富美加の父に数千万円の借金があることが分かった。関係者によると、その額は5000万円ともいわれる。また、「仮面ライダーフォーゼ」に出演していた11年前後に両親が離婚し、三姉妹の末っ子だった清水は父に育てられてきたという。借金と幸福の科学への出家との因果関係は不明だが、借金を同団体に肩代わりしてもらった可能性があると推測する関係者もいる。サンケイスポーツの取材に同団体は「個人のお話ですので、お答えできる立場ではございません」とコメントした。

とのこと。両親はどうして離婚したのでしょうか。11年といえば、大川隆法も離婚した年でしたが、教祖に倣ったとかでしょうか。
一方、教団側は、

清水の父親の借金をめぐる報道について、三田アナは「幸福の科学側はグッディに対し『そのような事実はない』とコメント致しました」と伝えた。

とも言っているそうです。噂の出所はどこなのでしょうか。真偽はいかほどか。文春や新潮に期待したいところですね。
そして、教団機関誌の記事には、「父親」という言葉が二箇所に出てきています。

そうした厳しい状況が続く中で、ついに彼女は父親に相談し、出家を決意するに至った。すでに、千の眼で闇夜で苦しんでいる人を救い、千の手で衆生を救うという意味を込めた「千眼美子(せんげん・よしこ)」という法名が与えられているという。

父親に相談し」という一節に、とても違和感があります。本人の意志よりも父親の意志が優先されているように思われます。
もう一つ、

当初、歩合制の契約を結んでいたが、稼げるようになってくると、事務所側が月給5万円の契約を迫ってきたので、あまりのひどい内容に、「おかしい」と父親が交渉を始めた。

ここでも「父親」が出てきます。
さらにもう一つ、2015年の古い記事ですが、

現在放送中のNHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインの同級生役を演じている清水。出演が決まった時のことを聞かれ、「ヒロインのオーディションを受けていて本当に懸けていたので…」と主役を射止められなかったことに当時は落ち込んだという。
マネージャーから出演が決まったことを告げられても「嫌だな」というのが正直な思い。父にその結果を報告すると、返って来たのは次のような言葉だったという。
「お前はヒロインなんかできる器じゃないだろ。こんな素晴らしい機会はないんだから、修行するつもりで、そういう器になるために頑張って来い」
父に背中を押され、清水の気持ちはようやく前向きに。

ここでも父親の影響の大きさが窺えます。
もうひとつ、

「面白そう!」と好奇心で出演を快諾したが、父親に題名を言うと「仕事は選んでいいんだぞ。あんまり変なのやるなよ」と心配された。

今回の「役が嫌だった、水着が嫌だった」というような言い分が、本人ではなく、父親から出たもののように感じられます。
あとは、母親もどうやら普通の感じではなかったようで、この辺をもう少し週刊誌の方々には深く掘り下げてみて欲しいなあと思います。
普通の家庭に育つことができなかった清水氏には同情します。今すぐには無理でも、いつか、自力でマインドコントロールから脱して、「しくじり先生」にでも登場して復活されることを願います。

テレビの取材依頼がチラホラ

一応全てにお返事して、一つだけ気まぐれで受けてみましたが、正直、大変でした。急なものはもうお受けしないつもりです。こちらにも家庭や仕事がある一市民なのであり、急に今日とか明日の放送に間に合うようにとか言われても困りますし。こちとら素人であり、テレビタレントやコメンテーターとかとは違うわけで、土日とかであれば多少融通は効きますが、せめてもう少し準備とか時間に余裕を下さい!ということを言いたいですね。大変なのは分かりますが。
おかげで今回こんな騒動に退会後数年の私までも巻き込まれて平穏な生活が乱されてしまい、いやいや、本当に腹が立ちます。世の中全体が巻き込まれています。私はまだましだけれど、色んな人が大変な目をしている。
清水氏は年端もいかない被害者だとしてまだ許せますが、その両親及び大川隆法以下の教団職員たちは、自分の罪を自覚する日が来るのでしょうか。糾弾されるべきはまず両親だ。どういう教育をしたらこんな非常識な行動をする娘ができるのか。出てきて釈明なりお詫びなりして欲しいものです。

最近思ったこと

二世信者

幾つか書いてみます。

二世信者にとっての大川隆法

というのは、年齢が離れているというだけで、否定しがたい見上げる存在になってしまう面があるのだなあと思った話。
三十代後半*1になった現在思うのは、あの1991年、ワイドショーで頻繁に取り上げられた頃の35歳の大川隆法は、世間の多くの大人の目にはトンデモとしか映らなかったのだろうなあということ。人生経験も未熟で、挫折を繰り返した挙句にオカルトに傾倒して精神を病んで自分を神だと思い込んでしまった人と、それを信じるキチガイカルト集団。まともな人間に相手にされるものではない、ということは(今振り返れば)明らかに分かる。
ただ、当時は私の年齢では、自分の経験からは推し量れない遙か見上げる存在で、親がそれを強く信じていた状態では否定することはできなかった。逆に、世間の人が「この世の常識」に洗脳されてしまって目が曇ってしまっていて、真実(=大川隆法エル・カンターレという地球で一番偉い神様であるということ)を見抜くことができないのだ、と信じ込んでいた。
今思えば、洗脳されていたのは私の方であり、真実を見抜くことができていなかったのも私の方であったのだ、と思う。
同じように、今の十代・二十代の二世信者・三世信者からすると、大川隆法というのは、年齢的には当時の私よりも遙か上に見上げる存在であり、相当に否定し難い存在になっているのではないか、と思った。

未熟な大人が多い日本人

退会してから6年経ち、周囲の人間関係もカルト宗教とは無関係の人が多くなってきた最近思うのは、カルトとは無関係でも、厄介な人は多いのだなあということ。大人として未熟な人が多いなあと。
で、カルト宗教信者とどこが共通しているかと考えてみるに、自分の考えが絶対に正しいと信じ込んでいる人、ということなのではないか。カルト宗教信者全員に通じることであるし、先日の共産党系の人たちもそういう面があった。何かの主張に傾倒して活動している人に共通しているし、そうでなくとも、所謂「団塊の世代」で、比較的何の不自由もなく社会で成功してきて引退したような人の中にも少なくない気がする。
別の言葉で言うと、彼らは世の中に一つの物差しかないと思っている。または、絶対的な価値観しか持ち合わせておらず、自分の考えを相対化することができない。人それぞれ、違う価値観で生きているということを受け入れることができない。*2
或いは、他人であればそれを許すことができるけれど、例えば、自分の子供が自分と全く違う価値観を持っていることを許すことができないとか。
振り返ってみると、自分にもそういう所がまだまだあった。自分にとって良いものであったとしても、必ずしも他の人にとっても良いとは限らない、ということに漸く気がついた。そして少し恥ずかしくなった。
やはり、寛容でありたいと思ったし、そのためには自分を正しく客観視(というか相対化して見る)ことが必要で、更にそのためには謙虚でなければならず、謙虚になるためにはまた自分が人間(=社会の一部)であるという正しい自信が無ければならないとも思った。

デンマークの「ジャンテ・ロウ」

そんな私の最近のお気に入りがこれ。

1.You're not to think you are anything special.
(自分を特別であると思うな)
2.You're not to think you are as good as us.
(自分が相手と同じくらい価値あると思うな)
3.You're not to think you are smarter than us.
(自分が相手よりも頭がよいと思うな)
4.You're not to convince yourself that you are better than us.
(自分が相手よりも優れていると思い上がるな)
5.You're not to think you know more than us.
(自分が相手よりも多くを知っていると思うな)
6.You're not to think you are more important than us.
(自分が相手よりも重要であると思うな)
7.You're not to think you are good at anything.
(自分は何かが得意であると思うな)
8.You're not to laugh at us.
(相手を笑うな)
9.You're not to think anyone cares about you.
(相手の誰かが自分を気にかけていると思うな)
10.You're not to think you can teach us anything.
(相手に何かを教えることができると思うな)

デンマークではこれが常識らしいので、とても羨ましい。せめて1番目だけでも日本の常識になっていれば、大川隆法池田大作麻原彰晃も誕生することが無かったし、それらに苦しめられる人々が生まれることもなかった。老子っぽい思想にも感じられる。こういうことができるようになれたらいいな、と思った。今年の目標の一つです。

*1:二世信者としては最年長の方だと思う

*2:相対主義」と「絶対主義」のどちらかで言うと、今の私には「相対主義」がとてもしっくりくる。

「幸福の科学」退会方法の変更について

重要

今年は色々ありましたが、最も気になったのがこのニュース。

古いニュースなので、既に指摘がありますが、このような退会に際してまで「誓約書」を書かせるような教団のやり方は全く無意味であり、こんなものは無視してかまいません。
参考になるリンクはこちらです。

一般的なカルト宗教からの脱会方法なので、「幸福の科学」だからと言って例外ではありません。
ポイントとして

  • あなたの意志が最優先される
  • 脱会するのに理由はいらない。理由を報告する必要などない
  • 罰などあたらない 地獄などに堕ちたりはしない
  • まずは自分が辞めること 元気になること

の四つが挙げられていますが、その通りだと思います。
一人で全部できる人はそれでいいですが、一人で立ち向かう自信がないような人でも、弁護士や近くの消費者生活センターや警察など、一般社会の中に味方になってくれる方は多数いますから、一人で悩むことはなくて、信頼できる人を見つけて相談することが大事だと思います。

1/29追記

こちらも参照。

共産党の集まりに参加してきた話

二世信者 政治系

私は長年「幸福の科学」教団の世界に長年浸かってきた身ですが、退会してもかなり遅くまで残っていたのが共産党に対する根拠のない嫌悪感でした。
幸福の科学」では、無神論唯物論に対して「悪魔の教え」であると断じており、信者たちは共産党も魔に魅入られた団体である、という風に認識しています。
しかし、退会して暫く経ち、脱マインド・コントロールも徐々に進んで、政策をちゃんと見ると、どうも共産党も悪くないのではないか、と思うようになりました。
消費税減税だったりTPP反対だったり最低賃金の引き上げだったり政党助成金の廃止だったり反原発だったり、政策だけ見ると、どうも間違っているようには思えず、本当のところはどうなんだろうということをまた実体験したくなりました。
そこで、昨年の春ぐらいから赤旗日曜版を取り始めました。しつこい勧誘とかはなく、月に一度、集金のおじさんが来るだけ。投票の時も、誰それに投票してください、というのはありませんでした。
ところが、今年になってから引っ越したのですが、引越し先の集金おじさんからは割と熱心な勧誘があり、地域の集まりにも誘われたりしました。それで、一度味わってみるのもいいかと思い、参加したことがあります。会場はそのおじさんの家で、月に一度、会合が行なわれているようでした。選挙が間近な時期で、カレンダーにはビラまきの日時や志位さんの街頭演説の日時などが書かれていたりしました。地方議員も一人いて、最近の運動について話し合っていました。
参加してみて、何だか「幸福の科学」のチーム会を思い出しました。規模は違うし、元となる思想は正反対かも知れないけれど、何か似た雰囲気がありました。共通点は、根底に融通の利かない原理があり、その原理に基づいて現実離れした大きな理想を描いて現状のあり方を否定し、その理想に向かって行動しようとする集団だということでしょうか。
高齢の方が多く、私はもう三十代後半でしたがその集まりの中では一番若く、色々と期待の目線が投げかけられていたような感じがしました(それがまた嫌だった)。こういう組織は、どこも高齢化が進んでいるのかも知れません。逆に言うと、ちょっと若いというだけで何かと大事にされるということでもありますね。居心地は悪くなかったです。
ただ、一つの集まりに参加すると、どんどん他の行事にも誘われるようになるというのも「幸福の科学」と何だか似ていました。私はそういう集団が苦手だし、面倒臭くなってきたので、何とかうまいこと言って赤旗の購読も取りやめ、今は関わりを断っています(やめるのは少し面倒でしたが、「幸福の科学」ほど面倒ではなかった)。
結論としては、共産党は、政策の良し悪しは兎も角、やっぱり面倒くさくて関わり合いになりたくない組織だなあということ。まあ、金銭面で毟り取られることがない分、だいぶましですけれども。

追記

唯物論無神論に対して、自分の考えに合わないからと言って「悪魔」扱いして、その人の人格まで全否定するようなことは、人間として非常に偏狭であり、人との間に不調和や対立を生みだしてしまい、幸福にはなれない考え方だと思います。
幸福の科学」や統一教会が所謂「ネトウヨ」との親和性が高いのは、この部分なのではないかと思います。自分と考え方が合わないからと言って、人を人と人も思わないような発言をする。そうではなく、仮に政治的には意見が対立していても、人間としては尊重するというのは大人として当然だと思います。
幸福の科学」関係者(大川隆法以下、職員も信者も含む)がふだん「寛容」だの「許し」だの言いながら、全く寛容な感じがしないのはそのせいだろうと思います。