幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「大きな正義のためなら、多少の法律違反はしてもよい」と考える信者たち

TOKMAの尖閣上陸の例を見てもそうですが、最近はそういう考え方が支配的のようです。
今日も、東京で「幸福実現革命」という赤い文字の書かれた飛行船を飛ばしたり、幸福の科学の建物の敷地内からアドバルーンを飛ばして、公職選挙法違反スレスレのことをやっているようです。警察がどういう判断をするかは分かりませんが、普通の政党であれば、まずやらないことです。正々堂々としておらず、卑怯というか、姑息な手段だと思います。
幸福の科学側としては、「マスコミが公正に報道しないから、仕方なく、新しい発想で戦うことにしたのだ」などというような言い訳をされるのでしょう。
この場合、「幸福実現党」と書いてあれば、明確にアウトですが、「幸福実現革命」であるので、違反スレスレを狙ったのでしょう。警察がどう判断するかは分かりません。幸福の科学の担当者はギリギリセーフだと思っているのでしょう。私は、投票依頼動画の一件といい、警察を挑発しているとしか思われません。
いずれにせよ、得票数には殆ど何の影響も及ぼさないことは間違いありません。身内が盛り上がるためだけのお祭りみたいなものです。どうせ当選する見込みは皆無なのに、ハイリスク・ローリターンな無駄な努力をやっているなあ、と思います。「知の原理」なんていいながら、愚か者のやることにしか思われません。信者からすれば、「愚かだなあ」と思う私が愚かなのでしょうね。だって、総裁先生には、きっと何か深いお考えがあるのですから。

兜由児さんのコメント

さて、こちらのコメント欄に、兜由児さんという方からコメントをいただきました。
この方は、ココさんとは違って、選挙違反に当たるかどうかを判別できるぐらいの正常な判断力はお持ちの方のようです。

黄金律は「神が定めたもの」とされていますが、
法律は「人が定めたもの」です。
「違反した者には、お上が攻撃を加えますよ」
という脅しの数々を成文化したものです。
お上が加える攻撃の事を、お上自身は「罰」とか「制裁」と表現します。
あなたの文章を読ませていただいた限りでは、あなたは
「法律違反は、悪だ。やってはいけない」
という風に言っている様に思うのですが、
法律に違反する事は、必ずしも善悪の悪ではありません。
「誰もやってはいけないこと」などではありません。
「それをやったら、お上からの攻撃を受けることになる」というだけの事です。
もしも、幸福実現党が、何かの法律に違反したなら、
同党は、お上からの攻撃を受け、ダメージを負います。
それだけの事です。

なるほど、そういう考え方もあるのですね。

大川隆法曰く「堂々と国法破りをするような宗教が出てくるのは問題です」

でも、幸福の科学大川隆法総裁は、以下のようにおっしゃっているそうです。
ゆーぱさんのブログ記事からの抜粋です。『奇跡の法』という書籍に収録されている一節だそうです。

 ところが、「仏法は王法を超える。仏法は国法を超える」という思想も、悪い宗教団体に利用されると、法律の破り放題ということになってしまいます。これでは当然、問題が出てきます。そういうことであってはいけないのです。
 そうではなく、宗教団体の人々は、普通の人よりも高い精神性を持った生活をしているがゆえに、敬われ、尊敬され、国法の外にあったということです。国法で縛るような人々ではないということなのです。
 彼らがもし国法を破ることがあったとしても、捕まえて刑務所に入れ、訓練、教育をするよりは、その宗教団体で精神的修行を積んでいるほうがはるかによい感化を与えるという前提があったのです。
 しかし、これを利用して堂々と国法破りをするような宗教が出てくるのは問題です。
(141~142ページ)

大川隆法総裁先生は、このようにお考えだそうですよ。
「悪法も法なり」と言って、自ら毒を呷って死んだソクラテスも、幸福の科学指導(支援)霊団のお一人だった筈ですよね。それとも今は指導霊から外されたのでしょうか。兜さんのようなご意見を見て、ソクラテスはどう思われるでしょうか。

幸福の科学は言行不一致である

私は、繰り返し言っていますが、幸福の科学及び大川隆法の最大の罪は、言行不一致です。言っていることと行なっていることの差がありすぎます。それを指摘すると、「それは疑の心である」と言われたりして、逆に責められたりします。
どうしても言い訳が不可避な状態になると、「方便の時代は終わった」とか「法を変えた」とか「法にイノベーションがかかった」とか言って、尤もらしい巧妙な言い訳をしていきます。大川隆法という人は、そういう悪知恵だけは非常に回る人です。だから「詐欺師」と言われるのです。弟子たちもそれに荷担して、尤もらしく総裁先生のおかしな行動を説明します。それで信者も納得させられます。ですから、幸福の科学は「詐欺集団」です。
大川隆法という人は、口から出任せを言っているだけです。「ヘルメス」と呼ばれるのが相応しい人です。(ギリシャ神話のヘルメスは、生まれながらの嘘吐きで、「泥棒の神」とも「詐欺師の神」とも言われています。)

2009年の衆院選の思い出

2009年の時、私はまだ信者で、北陸本部でお手伝いをしていました。
その時、法律で定められた大きさを超えたサイズの看板を道路脇に設置するという計画がありました。「道路脇に設置する」ということ自体も恐らく違反なのですが、私が調べたところ、看板の大きさも違反でした。職員のO氏から「その看板を設置するための手順を動画で撮影するから、その編集をやってくれ」という風に頼まれ、渋々、手伝ったことがあります。
「法律違反ではないか」ということは指摘しましたが、結局、その道路脇看板の設置作戦は、何度か行われたようです。

著作権法違反に対して何の罪悪感もない職員

その北陸正心館の職員であるO氏は、その後、別の機会に「今度始まる精舎の研修で使う映像を編集してほしいんだけど」ということで、再び編集依頼をされました。
私は、喜んでOKしましたが、途中までやって、ふと「この映像って、NHKの映像ですよね。これって許可を得ないと使えないんじゃないか」と思い、そのことについて、O氏に訊いてみました。
すると、「いいから。キミは細かいことは気にせずに編集だけやってくれればいいから」ということを言われました。
それでも疑問に思い、私が親しくさせて戴いていた前の館長に訊いてみると、「その映像は、以前にも使おうと思い、NHKに問い合わせたことがあった。すると、使用料が色々とかかるということだったから、その映像を使用するのはやめたんだ」ということでした。この前の館長は、良識のある方でした。
だから、私は勇気を持ってO氏に対し、「こういう理由で、前は使わなかったようですが」と言うと、O氏は「いやいや、それは前の館長の意見でしょう。今の館長はOKを出してるんだから、いいんだよ」というようなお返事でした。
それでも私は「それなら勝手にどうぞ。私は、それが法律違反であると知っていて、それに手を貸すようなことはできません」と言って、お断りしました。当時、信者であった私は、幸福の科学はもっと真っ当な団体だと思っていましたので、こんな詰まらないことでミソをつけ、訴えられたりしたら、逆に幸福の科学の評判を大きく落とすことになると思ったので、そういう行動をとりました。

まとめ

以上見てきたように、「大きな正義を実現するためなら、多少の法律違反はかまわない」と考える信者・職員は多いです(全員とは言いませんが)。大川隆法自身もそう思っているのでしょう。そうでなければ、堂々と法律違反を犯したTOKMAを都知事選候補にすることなんてできません。
でも、そういう主張は、かつて大川隆法総裁が説いたことにも反しているし、傍からみると、オウム真理教統一教会と何ら変わらないカルト宗教の発想になります。幸福の科学を世間に認めさせるためなら、テロを起こすことなども正当化しかねない論理です。
結局、私のような考えを持った人は、信者ではいられないのですね。それから二年ぐらい後に、退会することになりました。幸福の科学流に言えば「教団とは波長が合わない」ということになるかと思います。
こう言っても信者は反省しないでしょう。大川隆法が全く反省しないように、信者もまた反省しません。「アンチは悪魔だ」と思い込まされ、「アンチ(=悪魔)の言うことに耳を傾けてはならない」と思い込まされているから、こちらがどんなに正論を言ったところで、一切、反省はしないのです。