幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「異言」経験者の告白

いつも幅広く情報を集めておられるspirunaさんのブログ記事のご紹介です。(spirunaさんについて、種村さんやアイマイミーさんに対していつも厳しいコメントをされている点は、私とは少し立場が違う点は注記しておきます。アンチといっても一枚岩ではないです。でも、その情報収集の幅広さは素晴らしいです。)

まず、GLAで学び、「異言」ができるようになった人のお話です。
以下、一部引用します。できればぜひ、リンク先から全文を読んで戴きたいです。

 当時は、演じている自覚はなかったが、客観的に見れば「隠された願望の通りに演じた」だけである。もちろん、私の前世がEであるはずもない。ささやかな願望に見えて、実はコンプレックス由来の非常に思いあがった欲深な「過去世願望」が、異言現象の興奮とともに、姑息に自分自身を惑わしたのだ。
 後にその友人や、同じGLA内で知り合った若者たち数名も、同様に異言が出せるようになったが、その人達のだれもが「異言」自体の内容はまったくわからないと言っていた。もちろん、私も当時の異言について、いまもってそうである。

この辺は、「霊道現象」をやった人の証言であるから、非常に説得力があります。一度得た「神秘体験」というのは、なかなか捨て難いものですが、この方はよく客観的に反省し、戻ってこられたなと思います。

 後に正常な感覚を回復したとき、「異言」が出るのと引き換えに、私はある大事な感覚が麻痺していたのを知った。それは「羞恥心」「謙虚さ」である。「異言回路」が機能していた間、私の心から「はずかしい」という気持ちや、「自分ごときが」という美徳が失われていた。
 盲信狂信に走ると、人はだれでも、外部の人間に対し、恥知らずで非常識な言動をとっても悪いと思わなくなる。また、自分たちと信仰を共有しないものや逆らうものは、みな「自分たち以下」とみなす傲慢さをも兼ね備える。少なくとも「異言」は、その二つの欠点を増長させることはあっても、減衰させる役には立たないと思い知った。

戦前の大本の「鎮魂帰神法」以下の流れの中で、「自分が一番である」というような教祖が続々と誕生したことの理由が垣間見えます。

 感動して泣いているのは過去世意識などではなく、「心の窓が開かれた」わけでもない。「あーよかった。私ってやっぱり釈迦の弟子だったんだ。すばらしい、信次先生、ありがとう!」という「自己陶酔・達成感」の涙にすぎない。よくいっても「洗脳による感情失禁状態」、私にはそうとしか思えない。

「信次先生」を「大川先生」に置き換えれば、幸福の科学にも当て嵌ります。私も、『仏陀再誕』の「諸々の比丘、比丘尼たちよ。私の声を憶えているか」という文章を読み、涙を流したこともありました。それも今思えば、一種の自己暗示、自己催眠状態だったのかな、と思います。
感情に訴えかけることで、洗脳を深めていく。「涙を流す理由は、過去世の記憶なのだ」と言われると、純粋で信じやすい人ほどコロッと騙されてしまいます。その辺を客観的に見ることができるかどうかが、洗脳を解くことができるかどうかの境目になるようにも思います。

大川隆法の「異言」

大川隆法も、かつてはGLAと同じように「異言」をやっていました。最近でも、ルシフェルを呼び出すとき、「古代マガダ語だ」と言って、

アバロサラスペルコバスペテカラカラカポコラシラペシペトロスタロタボアラキアカラシピカラポロアコ……。(古代インドのマガダ語を語り続ける)

こんなことをやっていました。言語学的に検証してみたらいいんですよ。こんなの、全くのデタラメですから。私も実際の映像を見ましたが、何の句読点もなく、早口言葉を適当に喋っているだけでした。
また、宇宙人の言葉だと言って、

 受賞作『宇宙人との対話』は、宇宙人の霊を呼び出して、それと会話するというもの。大川氏に憑依したウンモ星人が、
「ヌッ。ヌッ。ヌッ。ウッ。ヌッ。ヌッ。ヌッ。ナカ、ヌク、ナカ、ブー。ナガラ、ブー、ブー、ナ、ナガラブー(後略)」
 などと、ウンモ語(?)を喋りだします。ちなみにウンモ星人は体長3メートルで足が8本あるハチだそうです。
 Fさんという女性に宿ったケンタウロス座α星人の霊を呼び出す際には、
「サパロトポポトトスツツティスィシチチサパロサパトタパポトトタタピカサパタサパタ(後略)」
 という呪文を唱えます。

こんなこともやっていました。後者の方は、「古代マガダ語」として紹介されたものと、私は区別がつきませんでした。
ウンモ星の言葉は、スペインに来た手紙から抽出した「ウンモ語辞典」的なものがネットで公開されているので、当時、まだ真面目な信者だった私は、これが本物であることを証明しようとして、本気で比較対照しつつ「ナガラブーとはどういう意味なのだろう?」と探ってみようとしたこともありました。でも、結局、関連性は全く見つからず、無駄骨でした。
また、イシスの霊言では、大川真理子(当時。現在は山下真理子)と二人で会話するということもやっていました。これも、私には「古代マガダ語」として紹介されたものと区別がつかないものでした。お互い同時に早口言葉のようなことを喋っていて、当時は普通の信者であった私にも「何じゃこりゃ?これで会話が成立しているんかいな?」というものでした。そのうち大川真理子(当時)が泣き出し、大川隆法が「よしよし」と慰めるというような感じで、ポカーンとするしかありませんでした。その部分については、講師の解説もありませんでした。
大川隆法のやっている「異言」というのは、高橋信次がやっていた「異言」と、何ら変わりはありません。全部、インチキです。その延長線上にある「霊言」も、推して知るべしです。全部、インチキです。
上の告白を書かれた梅仙人さんも同様のことを言っていますが、大川隆法の「霊言」の内容で、大川隆法の顕在意識にない内容のものが出てくることは皆無です。
「エル・カンターレ」という語ですら高橋信次からのパクリですし、「リエント・アール・クラウド」にしてもそうです。霊界次元構造説についてもそうですし、魂の兄弟理論、転生輪廻の思想、万教帰一の思想等々、先人のパクリでないものはありません。すべて、大川隆法がその豊富な読書量から得た情報を元に、妄想に基づく憶測を交えて、あたかも真実であるかの如く語っているだけです。
過去世認定の変更等、色々と過去の発言と矛盾が生じてきているのは、信者の皆様もご存知の通りです。