幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

仰木の里レポート その3 住人の声

今回、複数の住人の方に、お話をお伺いしました。三十代から六十代ぐらいの方まで、男女合わせて8名程の方のお話を聞きました。
その中には、現自治連会長も含みます。この方などは、当初は別に反対では無かったそうです。幸福の科学についても、「なんや、ええこと言うとるやないの」という感じで、特に拒絶感などは無かったそうです。だから、住人の77%が反対というアンケート結果を見て(後述)、少し驚かれたようです。その後、住人代表として学園側と折衝し、話し合いや説明を求めていった。その過程で、異常性・カルト性に気付いたようです。つまり、学園側の対応により、もともとシンパだった人を、アンチに変えてしまったわけですね。

住人たちは、信仰や宗教に対して理解のあること

元々、比叡山の麓ですし、町内には大谷大学(真宗系の大学)の滋賀キャンパスもあったりします。住人は、「宗教だから反対」というのではないです。宗教の中身を見て、吟味しています。「宗教問題とカルト問題は別」ということを言った方もいました。「宗教だから反対」ではなく、「カルトだから反対」なのです。(それも、当初から反対だったわけではない。)
住人たちは、幸福の科学の教義について、よく勉強されていました。川島や東京正心館などにも行き、見学をされたという方も複数いらっしゃいました。幸福の科学を知らずに反対しているわけではないです。中身までよく知って、反対しています。
また、住人の中には、パワーストーンを身につけたり、パワースポットの話をしたり、こちらが驚くくらい、スピリチュアルに関心のある方もいました。幸福の科学の進出に反対しているのは、決して、唯物論者や無神論者というわけではありません。

「問題は宗教ではなく行政である」ということ

これも住人の方は口を揃えて言っていました。幸福の科学は、カルト団体なのだから言っても無駄ということで、半ばもう諦められているようです。
そりゃあそうです。これは幸福の科学の信者の皆さんへ向けて書きますが、仮に相手がオウムや統一教会だと思ってみればいいです。話して理解して貰える相手だとは思わないでしょう。住人の方からしてみれば、幸福の科学もそれらと同類なのです。他人の話を聞かず、住人を一方的に敵視し、自分たちのやりたいように物事を進めてきました。
カルト団体には何を言っても無駄。だから、行政にお願いするしかない。でも、既に学園と行政とは建築会社などを通じて癒着してしまっていて、住人の訴えは、たとえ多数の署名を集めてみても、一切、聞く耳を持たれない。
ちょうど、仰木の婆様の日記でそのことに関する「叫び」が書かれていたので、ご参照下さい。

学園側の反対派住人に対する個人攻撃

これにも、酷いものがあるようです。純粋な信者の方は、「まさか、幸福の科学がそんなことをする筈がない。嘘だろう」と思うでしょうが、事実です。
川島でも、反対派の住人に対して恫喝をしてきたことは、アイマイミーさんのブログでも紹介されていました。

さて、この矢内、いまや、相当なワルになっていて「脅迫」の常習者。大川の地元の徳島で幸福の科学が会館か何かを建築するとき、反対する地域住民を土屋倫美らと共謀して脅しまくった。脅された徳島の人たちは善人なので、矢内の脅迫で「生命の危険」さえ心配していた。これは大げさな話ではない。それは、徳島の人たちが、大津市の学園建設反対の住民の会合に招かれたときの条件をみればすぐわかる。「生命を守るという保障」が条件だったからだ。それほどに、矢内は相当ひどい言葉を投げていたというのが十分に想像できる。893よりひどい人間である。

「矢内」というのは、現幸福実現党党首のことです。仰木の里でも、同様なことが行なわれていたようです。

学園関西校反対派住民には、「謝罪する」と呼び出しながら、土屋倫美、立木昭、山道成和、林雅敏らが住民を取り囲んで恫喝を加え、その翌日から、動物の死骸をおいたり、ノボリを引っこ抜いたり、パンクさせたりと住民の方々に散々な嫌がらせを働いてきたのは公然の事実である。

反対をすると、個人情報が調べ上げられ、嫌がらせを受ける。だから、反対の声を上げたくても、個人攻撃が恐くてできない。学園側は、そうやって恫喝・脅迫(まがいのこと)をし、住人が黙ったことを以て、「反対派の住人は少数である」と言うのですが、それも居直り強盗みたいなもので、酷い話です。
学園側からの嫌がらせについては、こちらの記事をご参照下さい。

「深夜や未明のピンポンダッシュ」、「明け方の3時や4時のような時間に不審者が尋ねてくる」、「子供たちの通学路に鳩の惨殺死骸が置かれる」、「住民たちの家にカイツブリの死骸がつるされる」などと言ったことがあったことが窺えます。
反対派の住人には、こうやって、ストーカーみたいな行為が行なわれるわけです。
そういう経緯があり、現在は、主に自治連合会が住民代表として、学園側との対話の窓口になっているようです。しかし、双方の主張が食い違い、対話が未だにうまくできていないのが、現時点での大きな問題のようです。
このままでは、住人たちが認めていない状態のままでの開校となります。でも、初めからこうだったわけではありません。どうしてこのようにこじれてしまったのかということについて、私なりにまとめてみたいと思います。

反対運動の経緯

仰木の里では、それぞれの町内で「自治会」というものがあります。更にそれぞれのの自治会が集まって、「仰木の里学区自治連合会」というのが十数年前からありました。
前自治連会長は、設立以来、十数年間、会長職を務めておられた方でした。この前自治連会長は学園に協力的で、自治連内の反対派を押さえつけていました。
それで、思うように動いてくれない自治連に痺れを切らした住人有志により、2010年12月に「北大津まちづくりネットワーク*1」が結成されました。
それと前後して、学園周辺の各自治会で、次々と建設反対の決議が行なわれ、2011年4月に、それらの自治会が集まって「仰木の里まちづくり連合協議会*2」を設立。
つまり、2011年の段階では、自治連合会としては学園に協力的で、反対派は別個組織を立てて活動をするしかなかったようです。
しかし、2012年度、会長を含むが改選され、2012年6月16日には、自治連合会として、ハッキリと反対の意志を明確に示すようになります。
このことは以下のページで詳しく説明されています。

この中に、

・2011年度に自治連合会で実施した住民アンケートでは、学園建設に対して77%の会員が反対であったこと

という記述があります。前会長は、これを公表していなかったのですが、執行部が代わり、2012年に初めて公表されたということでしょう。「77%が反対」ということで、住人の意志は明確です。
上記ページでは、2012年11月13日付の自治連側から学園に対する文書も掲げられています。

1 前自治連会長はじめとする執行部との接触経緯について
2 過去開催された自治会に対する説明会、協議会についての内容及び結果について
3 中高層協議会において学校法人と関係の無い宗教法人常務理事や建築関連業者の登場で生じた混乱について
4 副理事長による様々な発言に対する見解について
5 各自治会に対して何度でも説明会を実施するとしながら、以後一度も説明会を開催しなかった理由について
6 住民が認めていない「対話会」を日程調整も無く強行し続けた理由について
7 建築審査会で議論していない学園用地の地盤安全性について、住民による地質ボーリングの要請について
8 「開校」を強行することによる地域禍根を残さぬための開校延期について
9 深夜・徹夜で連日行われる建設工事の終了時間の遵守について

これらに対し、学園側に返答を求めています。学園側からはまだ返答がないか、あったとしても、恐らくまた要領を得ないものなのでしょう。
このうち、「5」と「6」について、学園側は「こちらは、定期的に対話会を開催している。話があるならその場に出席して言えばいいのに、それをしない。こちらは対話の意志があるのに、自治連側は拒否している」という主張をしているようです。
一方、反対住人側は、その「対話会」なるものに個人で参加して反対意見を述べると、個人情報が調べ上げられ(「対話会」では名前や住所を書かされるそうなのです)、また嫌がらせを受けたりする恐れがあるので、出席して反対意見を述べることもできません。
だから、個人に対してではなく自治会に対して説明会を開催することを求めているのですが、それが一度もなかった、ということです。
この辺の主張の食い違いについては、また次回に書こうと思います。

まとめ

幸福の科学の信者の皆様も、よくよく考えても見て下さい。
たとえば、大川隆法は「天照大神の霊言」と称して「この不浄な国民だったら、私は3000万人くらい、この地上から消したいくらいです!*3」ということを言っています。そんな物騒で怪しげなことを言う神様を信じている集団が、自分たちの町で何百人と集団生活をするというのは、本当に気持ち悪くて恐ろしいことです。
幸福の科学学園が進出してきたために、一体、何人の人の、どれほどの時間が無駄になったことでしょう。幸福の科学は、住人の迷惑を考えていなさすぎです。それでいて「愛」だの「ユートピア」だのを説いているわけですから、本当におかしなことです。
どうせ定員割れは確実なのだから、関西校なんて不要なのです。現時点では那須校一校で充分でしょう。それは職員一同が一番よく分かっている筈です。将来、那須校の倍率が五倍とか十倍とかになった段階で、関西校を作ればよいだけのことです。関西校という無駄な投資をして、住人の意志を無視した性急な建設で無駄な反感を買い、信者には多大な植福を強いて貧さを拡大させる。やることなすこと、全ておかしいです。潤ったのは建築会社と「毒饅頭」を配られた政治家たちの懐と、大川総裁の虚栄心だけでしょうか。
それもこれも、全て、大川隆法のわがままのせいです。職員たちは怒っていいと思います。どうして、いつまでも、言いなりになって、こき使われて、それで満足しているのでしょう。職員はどれだけマゾヒストなんですか。
まあ、自分だけマゾの快感を得て満足するならともかく、他の人にも悪影響を与えているのが問題です。一般人を困らせ、迷惑を掛けるのが幸福の科学の職員の仕事ですか?そもそも、多くの人に迷惑を掛けているという自覚がありますか?それで本当に「正見」ができていますか?
私、林雅敏さんのこともよく存じ上げています。私がまだ信者であったとき、秋田文殊館を参拝した折にお目に掛かったことがあります。林さんは、当時、館長であったのに、ただの信者である私にもとても気さくな感じで話し掛けてくれ、いつもニコニコして、とても優しい方でした。そういう人が、無関係の一般人を大勢巻き込んで困らせて兵器でいるということが、不思議でなりません。
幸福の科学の職員として、人々に愛を与えるのが仕事なのでしょう?人々を幸福にするのが仕事なのでしょう?大勢の住人たちに迷惑を掛けていることは、どのように考えているのでしょうか。なんで、住人のことを「最大最強の敵」なんて言ってしまうのでしょうか。本当に不思議です。
繰り返しますが、反対しているのは、極々普通の一般人です。幸福の科学側が言うような「市民運動」的なものに慣れた人などはいません。(慣れた人がいたら、もっと上手にやっていたことでしょう!)
反対運動を好きでやっている人なんていません。本当は、ごく普通に静かに生活したいだけなのです。普通に犬の散歩をしたり、普通に子供たちが安全に学校に通えたり、普通にカルト団体と関わりなく安心して平和に暮せたりするだけで良いのです。
だから、ただ安心させてくれる言葉や説明を求めていただけなのに、幸福の科学側が訳の分からない返答・対応を繰り返して、その度に反感を買ってきて、ここまで反対運動が盛り上がってしまった、というのが実情です。
と言っても、幸福の科学がやり方を改めることは決してないでしょう。既に、幸福の科学のやり方は周知されてしまっているので、今更、過去のことについて謝罪しても無理でしょうし、幸福の科学が謝罪することなんてあり得ません。
私は、住人たちの困っている姿を見て、改めて、幸福の科学そのものを撲滅するしかないと固く決意しました。信者一同やその家族を不幸にするのみならず、周辺の住人をも巻き込んで不幸にしようとする。こういう悪徳団体は、滅びるしかありません。自分たちだけが不幸になるなら兎も角、周りの人を巻き込むことは断じて許されません。
仰木の里レポートはもう一回だけ続きます。

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