幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

藤倉さんは大川隆法をどう見ているか

こちらで、幸福の科学学園から名誉毀損で新潮社とともに訴えられた藤倉善郎さんのインタビューが公開されています。
多少音が悪くて聞きづらいのですが、46分ぐらいから、少しだけ文字起こしをしてみました。「大川隆法幸福の科学の目的は何か?」という質問に対して、以下のように述べられていました。

そこは想像するしかないんですけど、たぶん、大川隆法さんも、変な悪意とかじゃないと思うんですよね。多少、精神状態がどうなのかって思うところはあるんですけれども……。
何か悪い目的を持って、「日本を支配しよう」とかいう自覚はたぶんなくてですね。
自分の持っている「万能感」みたいなものを発揮していきたくて、その手段として本当に世の中を良くしようとか、自分の団体を大きくして強くしていこうとか、そういう感覚じゃないのかなあと思うんですけどね。
ただ、実際に行われているのって、例えば「幸福実現党を創って選挙やります」とか(言うと)、そこでまたお布施を集めるし、「幸福の科学学園をやる」となると、子供たちにも「お布施宜しくお願いします」みたいなイベントに引っ張り出して金集めに使うし……。
そんなに悪意のない目的のような気がするんですけども、やってる個々の手段が目的化してその辺が(問題になっている)。
金儲け(について)も、確かに彼はいい腕時計して、いい服着て、すごいホテルみたいなところにも住んでますけど、お金については、学園創ったり政党創ったりで、実際に教団の活動のためにすごいお金を注ぎ込んでいるんですね。
(もし)お金目的でお布施を集めていたら、もうちょっと使わないでため込むんじゃないかと思うので、たぶん、彼は誤った信念の下に頑張ってる人なんだと思います。
……

という風に、比較的好意的な目で大川隆法という人を見ていることが分かります。行動面での批判はしていますが、動機に於て、大川隆法やその信者たちが、悪意を持ってやっているのではないという風に藤倉さんは見ておられるようです。
思うのですが、関谷さんにしろ種村さんにしろ、大川隆法を批判する人は、みんな、意外と大川隆法に対しては悪意を抱いていないんですよね。『虚業教団』にも『真実を語る』にも、大川隆法に対する恨みや憎しみは感じられません。批判者こそ、実は最大の理解者であったりもするのだと思います。
と言っても、私はそこまで人間ができていないし、多くの人の人生を狂わせ、心を惑い苦しめた罪は重いと思うし、これ以上世の中に害毒を垂れ流すことは黙認できないので、教祖も教団も信者も絶対に許さないという立場ですが、藤倉さんや種村さんや関谷さんはそうではなく、もっと大きな、優しい眼差しで見ておられるのだなあということは分かります。
私は、信者であった時からカルト新聞は読んでいましたが、藤倉さんは、いつも、信者に対して傷つけないような表現を使われていたと感じました。
大川隆法を評して「誤った信念の下に頑張ってる人」というのは、正鵠を得ているようにも思います。でも、多くの人を巻き込んで不幸にしているのは事実であり、それはやはり許すべからざることだと私は思います。