幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「幸福の科学」信者・自称「才谷梅太郎」氏は非常に惜しい(追記あり)

私は、昨年の衆院選の全滅の後、「布施目安が高いから、信者が増えないんだ。負けるんだ」と思い、組織の運営に対して、怒りの心や、疑いの心を抱いたのですが、やはり、間違っていました。
今日は、改めて、そうした浅薄な心を反省し、「研修を受けられるぐらい豊かになろう」「収入を1.5倍に増やそう」と思いました。

いやあ、つくづく、惜しい方です。
一つずつ具体的に述べていきます。「衆院選の全滅」というのは事実であって、ここは議論の余地はありません。
次の「布施目安が高い」というのも同意です。

「布施目安が高い」ことで現れてくる結果

ただ、その次の「だから信者が増えない」「(その結果として選挙に)負ける」というのは、疑問があります。布施目安が高かろうが低かろうが、未信者である一般人には全く関係ありません。信者になる際に、さほど高額のお布施が要求されるわけでもないし、「信者になろう」という段階で内部の布施が高いか安いかなどは知る由もなく、また知ったところで、それは信者になるかならないかの判断材料には余りならないでしょう。
寧ろ、布施目安が高くて困るのは、熱心な信者の方です。「幸福の科学」教団内では、特定の「大黒天信者」と呼ばれるお金持ちの信者を狙ってお布施を戴こうとする行為を「深堀り」と呼んでいます。これは、各支部に与えられた目標を達成する為には楽な方法ですが、教団の永続性という観点から考えると禁じ手のような方法で、良識ある支部長は、余り「深堀り」行為はしたがりません。
さて、布施目安が高いことで現れてくるものは、熱心な信者の資金が尽きてしまい、支部から足が遠ざかり、次は支部を避けて精舎へ通うようになるのですが、そこでも祈願だの研修だの経典セットだのを勧められ、精舎からも足が遠くなって、ネットで元職員やアンチの告発を読み、教団に疑問を抱いて退会するという結果です。
つまり、「布施目安が高い」ということで現れてくる結果は、熱心な信者のアンチ化です。「信者が増えない」ではなく、「信者が減る」という方が正しいです。その結果として選挙に「負ける」という部分は同意します。

信者が増えない理由

では、信者が増えない理由は何であるかと言うに、第一に、信者の醸し出す雰囲気が気持ち悪いからです。信者に魅力がないからです。教団にも魅力がないからです。教祖に最も魅力が欠けているからです。何事もそうですが、魅力がない所に人は集まりません。宗教の魅力は、第一にその本尊であり、第二にその教えです。
本尊は「エル・カンターレ」という名前で、「神々の主」とか「地球神」とか「愛の神」とか「仏陀の魂の本体」とか「イエス・キリストが天なる父と呼んだ存在」とか「アラー」とか「ヘルメスの生まれ変わり」とか、色々言っていますが、大川隆法という人の個人崇拝の域を出ておらず、宗教的・哲学的な深みが全くありません。
で、大川隆法その人が魅力的かと言えば、単に饒舌で知識豊富なだけで、話す内容はと言えば「霊言」という常識では受け入れ難い電波な行為を繰り返しているので、全く魅力がありません。
例えば、宗教の教えで、最も大事なことの一つは「愛」の教えでしょう。「幸福の科学」でも「愛の教え」を説いていますが、それも精査すればおかしなことだらけで、「愛」という言葉の下に毒を撒き散らしているだけだったりします。私も過去の記事で「生かす愛は愛にあらず」ということを言ったり(「愛」について思うこと - 幸福の観測所参照)、エーリッヒ・フロム著『愛するということ』を引いて、「幸福の科学」の愛の教えと対比して、その異常性を述べたりしました(信仰にも段階があるという話 - 幸福の観測所参照)。
大川隆法の説く「愛」は、机上の空論でしかありません。人をちゃんと愛したことも愛されたこともない読書好きの優秀な若者が、理屈を捏ねくり回して創り上げたのが「愛の発展段階説」なる妄説です。その妄説が妄説である証拠は、信者が愛深い人になっておらず、「愛は幸福の卵です」などと言いながら、幸福にもなっていないどころか不幸になって行っている所に現れています。四半世紀かけて、それは各信者の家庭で証明されました。「家庭ユートピア」などと言いながら、家庭調和できている信者家庭がどれほどあるでしょうか。教祖自ら離婚してしまうという失態を犯し、更に醜い言い訳まで重ねてしまって、それでもまだ騙され続ける信者はどうかしています。

まとめ

つまり、信者が増えないのは、教祖とその教えに魅力がなく、救済力もないからです。もっと根本的に言えば、「愛の神エル・カンターレ」などと言いながら、教祖自身に「愛」が乏しいからです。この簡単な理屈が自称「才谷梅太郎」さんにはまだ分からないでしょうか。
「布施目安が高い」ことは、その結果です。大川隆法には愛がないから布施目安が高かろうがどうでもいいのです。
不思議なのは、「収入を増やす」ということを平気で言うことです。教祖も言うし、職員も言うので、信者もそうなります。
しかし、宗教の教えで「愛」の他に大事なものとして、心の教えがあります。心を統御する教えがあります。「怒るなかれ」とか、「貪るなかれ」とか。一言で言えば、「足ることを知る」ということになりますが、そこから「収入を増やす」という考えは決して出てきません。
幸福の科学」の教えの中で、経済的繁栄ということがどのようにして正当化されているかはよく知っています。自分が豊かになることで、周りの人も豊かになっていき幸福の輪が広がるということで、その考え方がある程度正しいことも認めますが、自称「才谷梅太郎」氏のように、「『収入を1.5倍に増やそう』と思いました」などと臆面もなくブログに書くような心性は、やはり異常だと思います。
そこには愛の教えも心の教えも無く、単に収入を増やすという目的しかないように見えます。日本人は、一時期、「エコノミック・アニマル」と呼ばれたこともあるので、その意味で「幸福の科学」というのは日本人に相応しい宗教とも言えますが、どちらかと言うと日本の恥部を象徴化したような宗教であるのかな、とも思います。
自称「才谷梅太郎」氏は、一体どこを向いているんですかね?自分と教団のことしか見ておらず、世間や他人のことは全く眼中にないように見えます。まあ、「幸福の科学」信者の典型的な態度ですね。きっと、自分たちの常識が世間の非常識だということも分からないでしょう。

追記1・「才谷梅太郎」という名前について

元は坂本龍馬の変名であり、自称「才谷梅太郎」氏が坂本龍馬を尊敬しているからその名前をそっくりそのまま戴いたようなのだが、坂本龍馬と言えば、現在の「幸福の科学」では、総裁夫人の大川紫央の過去世とされている。
そういう人の名前をハンドルネームとして使う心がよく分からない。信者には「ヘルメス」を名乗る人もいたり*1facebooktwitterのアイコンを大川隆法の顔にしている人などもいたりする*2。まともな信仰者であれば、そういうことは失礼だと思って避けると思うのだが、それらの人たちの感性がよく分からない。
ちなみに、総裁夫人の過去世一覧はこちら。

■近藤しほ(教団職員)
 ↑
坂本龍馬(日本・AD19)
 ↑
賀茂光栄(日本・AD10)
 ↑
壱与(日本・AD3)
 ↑
劉備玄徳(中国・AD2)
 ↑
マハー・パジャパティー(インド・BC6)
 ↑
エルカンターレの「武器」

少し古いので「ガイア」が入っていないが、この前(四億年前?三億年前?)に「ガイア」が入ることになる。
自称「才谷梅太郎」氏は、この過去世認定を信じていない可能性もある。だとしたら、平気で「才谷梅太郎」を名乗ることができることも理解できる。

追記2・日大B判定氏について

700 :日大B判定 ◆dXKFUjF45. :2013/05/18(土) 04:36:14.62 ID:3dRX2oE/
幸福の観測所さんへ。いい記事です。
日本神話については、盛んに読み替えられてきた日本の歴史というのがあって、
その辺は仏教大学の斎藤英喜さんという人が詳しい。
講談社新書に「日本神話を読み替える」という著書があり、おすすめします。
出口王仁三郎の大本もこの日本神話読み替えの系譜にあり、ホキ内伝などをベースにして
思想が組み立てられています。
こうした歴史もあやしいとするのではなく、読んでいけばいいと思います。
鎌田東二さんは、上田正昭さんと先代旧事本紀について対論してますから、あれもいいですよ。
上田正昭さんによれば鎌田東二さんは非常にいい仕事されているそうなので、ホンモノでしょう。

708 :日大B判定 ◆dXKFUjF45. :2013/05/18(土) 05:47:44.36 id:wOQcwgwX
幸福の観測所さんへ。いい記事ですね。
その兄貴のヴェイユは、数学者集団ブルバキの一員。
岡潔が多変数の複素関数論の基礎をたったひとりでつくりあげ、あとでそのことを知った兄貴のヴェイユが、
岡潔ブルバキと同じく集団のペンネームだと思ってたとびっくりしたエビソードが残っています。
ブルバキが来日したときも奈良にいた岡潔に会いに行っています。
以上の知識は、あなたの記事を読んでウィキで慌てて仕入れたわけではないからご安心を(笑い)
大川がブルバキの霊言でカンペ抜きなら、わたしの生まれはフランスのどこどこで、とかいうかも(笑い)

38 :日大B判定 ◆dXKFUjF45. :2013/05/22(水) 05:22:50.44 id:OJ0WC/7Z
この時期に、橋下と同じ論調になるのは、アホがやること。必ず衰退に向かいます。
橋下発言のあと、西村発言が続き、橋下発言=西村発言と評価されましたね、タイミングよく。
悪魔たちはどうやって彼らを救いたもうかしら?

これらの発言に反発するのが、戦後の国際政治秩序にかなってます。
近衛公の線まで出るのは到底ムリなのはわかっているのかな、橋下のバカは。
みんなの党は機敏に動いて、橋下と縁を切りましたよね。この辺はよくわかってらっしゃる。

しかも橋下発言に何の品位もない。

饗庭直道は米共和党シンパとして、どのように発言するかみものですね。
共和党はこの件、どう言ってるのよ?

大川とは真逆だろ? ま、沈黙する他あるまい、ワハハ。

最近は、まともなことを話している気がします。この人、元々は教養もあって頭もよい人なんでしょうね。でも、またいつ暴走するか分からないので、なかなか言及するのが難しいです。
「日本神話を読み替える」ですか、また探して読んでみます。
西村眞悟は、2009年の衆院選で幸福実現党が応援に回った数少ない政治家の一人でしたね。見事な「没落の法則」で、その時は落選しましたが。中川昭一さんも残念だったなあ……。つくづく、幸福実現党は貧乏神すぎます。

追記3

注)追記
↓↓↓
コメント欄は削除させていただきました。
体調の心配をさせてしまう内容を書いたことをお詫びいたします。
お気持ちだけ、ありがたくいただいておきます。

なお、私はフリーアナウンサーです。
たとえ善意でも、あからさまな宗教的な内容の書き込みを、
自分以外の方々にネット上でされることを好まない、
というのが私の正直な気持ちです。
お察し&ご理解いただければ幸いです。
デリケートなことですので、様子をみながらブログをどうするか
検討を続けたいとおもいます。

私は見ていなかったんですが、何があったんでしょうか?空気の読めない信者が「エル・カンターレヒーリング!」とか書き込んだんでしょうか。
仕事は仕事として教団と関わり、信仰は信仰として持っておきながら、それ以外の場では教団とは一定の距離を取っておく、といった姿勢は、他の信者には見られない常識的な態度ですね。「幸福の科学」の良心的存在ですね、この人は。

*1:http://antikkuma.hatenablog.com/entry/2013/02/19/002309

*2:http://twitter.com/Yuri_Sumeragi