幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

ミカエルと敵対する大川隆法とは一体何者であるか?

はじめに断っておきますが、以下の文章はスピリチュアルな信者さん向けに書いていますことを、ご了承下さい。

これはなかなか鋭い指摘だなあと思った。
ミカエルというのは、一般的にはキリスト教系の大天使長である。「幸福の科学」でも、初期の頃は『大天使ミカエルの降臨』という書籍を出版して、好意的であった(そのうちの一部分は神理文明の復興 - 第1章 ミカエル見参こちらで読むことができる)。
ところが、94年に「方便の時代は終わった」と言って、高橋信次を排除すると同時に、モーゼやミカエルも一緒に排除した。その後、久しく「幸福の科学」会内では、ミカエルはタブー扱いになっていた。
ところが、2009年の衆院選あたりから、また会内でミカエルが復活してきた。
会内限定頒布経典であった『大川隆法霊言全集』全五十巻の中には、当初はミカエルは入っていなかったものの、確か「別巻」という形で出版されたし、正確な名前は忘れたが、「ミカエル霊指導」みたいな言葉を冠した選挙向けの精舎限定研修も行われていた。
2010年春には『世界紛争の真実 ミカエルvsムハンマド』という書籍で、華々しく復活した。
ところが、2010年末、大川隆法大川きょう子の離婚騒動が起きた時、大川きょう子の側は「お祈りをしたらミカエルが出てきた」ということを言った。そして、ミカエルが大川隆法の講演会の邪魔をするという行為に出た。

「総裁より参考として提示された」として次のようなミカエル霊言が読み上げられた。

『ミカエルです。
あなた方、幸福の科学教団が戦っている最大の敵、の大将は私です。
私がイスラム教を滅ぼす決意であるので、
現在の幸福の科学の方向で世界宗教になること
イスラム世界を助け、キリスト教の教会制度を潰そうという方向で世界宗教になることを
私は容認していないのです。
この方向で世界宗教なるなら、私はこの教団を潰すつもりです。
だから私は、妻の戦いに参加しました。
次のエル・カンターレ祭「」など絶対にやらせません。
不浄を一掃し、家庭ユートピアを大事にする教えに戻りなさい。
重役は総退陣すべきです・・・

こういう言葉であった。
この後、一時期、霊言全集のミカエルの巻などは、またお蔵入りになったと記憶している。今どうなっているかは知らない。
で、実はこれより前、2010年の春ごろに、確か『ゾロアスターの霊言』の中で、「ミカエルとルシフェルは双子の兄弟である」というようなことが明かされていた。
それで、「ミカエルとルシフェルはうり二つである。大川きょう子のところに現れたのはミカエルではなくルシフェルである。そして、実は大川きょう子ルシフェルの妻であったのだ」というような説明がされたことを覚えている。

ミカエルとルシフェルが双子であるという説の出所はどこか

二十年前は、そんなことは言っていなかったのに、何故突然言い出したのか。ググったところによると、双子説を言い出したのは、どうやらミルトンの『失楽園』(1667年)が最初らしい。大川隆法は、二十年前はそのことを知らず、その後、読書を通じて知ったという所であろう。
「天使長と悪魔が実は双子」というのは面白い設定なので、その後の様々な創作で採用されたりもしている(私も『仏陀再誕』の二次創作で使わせて戴いた)。しかし、「ミカエルとルシフェルが双子」というのは、決してキリスト教の公式設定ではない。単に一人の創作家がでっち上げた説であり、霊能者が霊的に検証したという話も聞かないし、歴史的に見ても正当性は乏しいように思う。

事ある毎に大天使長ミカエルと対立する大川隆法とは何者なのか

94年から始まって、近年に至るまで、大川隆法は、何かにつけミカエルと対立している。天使に対立するものは悪魔であり、大天使長ミカエルと対立する者は、サタン・ルシフェルである。
そうして考えてみると、大川隆法ルシフェルの縁は深い。
孫引きになるが、『私にとっての人生の問題集―降魔成道―』(会内経典)の一節には、このように書かれてあるそうである。

そのときに、この記念堂の部屋において、実は、ルシフェルとも戦いました。三日三晩、彼らと戦った記憶があるので、ほとんど総攻撃と言ってよいでしょう。
ちょうど、私が宗教家として本業に入るかどうかというところだったので、彼らは「入らせまい」としたのです。私に本業に入られたら、彼らとしては、もう最後だからです。

私は思うのだが、ルシフェルは頭が良いので、「入らせまい」としたのではなく、入らせようとしたのではないだろうか。「やめろ」と言われた方がやりたくなるという人の心理を逆用して、うまく大川隆法を指導したように思われるのである。従って、大川隆法は当初からルシフェルに指導されていたのではないか、という疑いが持たれる。
ヘルメスはルシフェルと同一視されることもあるということは、以前にも紹介した。

この辺を参照のこと。

まとめ

「総裁より参考として提示された」として次のようなミカエル霊言が読み上げられた。

という辺り、信者一同はもう一度考え直してみても良いのではないだろうか。
大天使長と縁を切るのはおかしいのではないのか?信者はミカエルよりエル・カンターレが偉いと信じているからミカエルの方がおかしいということになるだろうが、実は「エル・カンターレ」というのが、詐欺師の神ヘルメスによるハッタリであるとしたらどうだろうか?
ミカエルと敵対する大川隆法とは一体何者なのか?信者の皆さんには、是非、考えてみて欲しい所である。