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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

参院選選挙結果を受けての、「幸福の科学」信者たちの反応

政治系 個別記事紹介

どうやら、多少の混乱が見られるようです。少し纏めてみます。

謎の党首メッセージ。得票数が減ったのに「躍進」?

公式のプレスリリースは

こちらにあります。流石に「躍進」という言葉は見当たりません。
矢内党首は、自らのブログでも敗戦の弁を述べています。

こちらにも「躍進」という言葉は見当たりません。ところが、どうやら、会内で「党首メッセージ」として、別の内容でメールが回っているようです。

こちらから閲覧できます。例によって、また消されるかも知れないので、お早めにどうぞ。
というのも、「そのうち富山選挙区では4.4%もの得票率でした。」でググると、
f:id:antikkuma:20130722232324p:plain
このように、幸福実現党の富山選挙区候補者の吉田かをるさんのブログがヒットします。でも、クリックすると、

この記事は削除されているか、
または未来記事設定(現日時以降の公開)された記事のため表示できません。

と表示され、削除されてしまっています。恐らく、本部から「これは表に出してはいけない」と注意されたのでしょう。亀岡支部ファンサイトの人の所も、見つかり次第、削除されるものと思われます。
では、問題の箇所を見ていきます。

信者の皆さまにおかれましては、「支持者カード」の方に、心をこめて投票依頼をされ、全員参加の組織戦に取り組まれました。その結果、3年前の参院選の得票率0.72%に対し、今回、選挙区では全国合計で60.5万票を獲得し、得票率は1.14%と躍進しました。

ここで「躍進」という文字が出てきます。
これは確かに嘘はないですが、「3年前の参院選」では、選挙区には19人しか立候補していなかったことを隠しています。今回は47人立候補したので、47/19=約2.5倍を掛けたものと比較するべきです。掛けてみると、0.72%*2.5=1.8%ということで、前回よりも3分の2程度になっていることになります。
また、比例区の得票数が一切隠されています。「3年前の参院選」の比例区の得票数は229,026票で、今回は191,643票でした。37383票のマイナスです。割合にすると、16%減です。
ちなみに、党首の得票数は、一つ前のエントリでも述べたように、約67%減になっています。

そのうち富山選挙区では4.4%もの得票率でした。これは、参院選では過去最高の得票率だった山口補選の2倍もの得票率であり、大躍進といえます。他にも、山口選挙区は4.0%、徳島選挙区は3.9%、和歌山選挙区は3.7%と、得票率3.5%を超えた選挙区が4つも出ました。

これらの得票数が多かった選挙区は、他に選択肢が無かったから票が集まっただけです。例えば富山は「自民・共産・無所属・幸福」であり、女性は「幸福」だけでした。そういう有利な状況でありながら、「幸福」の候補は、無所属の候補にも負けてしまっています(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye16.htm)。
山口選挙区は、「自民・共産・幸福」の三人のみの立候補でした。「自民も嫌、共産も嫌」という人が仕方なく投票しただけであって、一般有権者が好きこのんで「幸福」に投票したわけではありません。当然、ぶっちぎりの最下位です(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye16.htm)。
徳島選挙区は、「自民・民主・共産・幸福」の四人のみの立候補でした。自民や民主といった既成政党に投票したくない人たちは全国に一定数いるのに、維新やみんなの党と言った「第三極」が無いので、仕方なく「幸福」に投票しただけです。にもかかわらず、ここでも3位にダブルスコア以上の差のあるぶっちぎりの最下位です(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye36.htm)。
和歌山選挙区も、「自民・共産・幸福」の三人のみの立候補でした。ここでは富山選挙区と同じく唯一の女性候補で、相手も自民・共産の二人しかいなかったにも関わらず、2位に5倍以上もの差をつけられての超ぶっちぎりの最下位です(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye30.htm)。
黒川白雲氏のブログでは(http://kurokawa-hakuun.hr-party.jp/activity/2867/)、これらに加えて「宮崎選挙区」と「奈良選挙区」も挙げていますが、やはり他に選択肢のない四人区であり、状況は変わりません。ぶっちぎりの最下位であることも変わりません。
実際の実力は、選択肢が豊富にあった首都圏、例えば神奈川選挙区の及川候補の0.3%という数字などが妥当な数字なのではないでしょうか(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/kaihyou/ye14.htm)。
1万票取れるというだけでも立派だと思います。オウムだったら、三桁とか四桁だったんですから。でも、到底当選できるレベルではないこともいい加減自覚すべきです。

通常、厳しい戦いを強いられる首都圏においても、3年前の参院選と比べ、東京は2.0倍、埼玉は2.5倍の得票率の伸びが見られました。

とのことですので、首都圏のデータを見てみましょう。ちなみに、「首都圏」とは、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨のことを指すようです。このうち、栃木・群馬・山梨の各選挙区では、2010年には幸福実現党の立候補者がいなかったので、残りの5選挙区で比較してみます。
以下、「2010年の得票数→2013年の得票数」という形で書いていきます。

  • 東京  矢内筆勝 10,496票(0.2%)→釈量子  20,137票(0.4%)
  • 神奈川 加藤文康 13,459票(0.3%)→及川幸久 10,006票(0.3%)
  • 千葉  牧野正彦 12,669票(0.5%)→松島弘典 9,227票(0.4%)
  • 埼玉  院田浩利 9,536票(0.3%)→谷井美穂 22,345票(0.8%)
  • 茨城  中村幸樹 11,664票(0.9%)→中村幸樹 14,586票(1.3%)

東京と神奈川では、確かに伸びていますが、神奈川と千葉では逆に減ってしまっています。茨城では微増していますが、同じ候補者が地道に活動していた結果ではないかと思われます(ただし、いずれにしろぶっちぎりの最下位であり、泡沫候補であることに変わりはない)。
東京と神奈川で伸びた理由は、こうして並べてみたところでは、単に女性に代わったからだと言えそうです。いずれにせよ、1%未満の世界の話であり、どんぐりの背比べならぬ泡沫候補の背比べであって、この程度で「躍進」と言うのは、世間の笑い草になるだけです。
教団幹部はそれが分かっていて、公式のプレスリリースや自身のブログでは、そういうことは言いません。でも、信者向けには、このような子供騙しをして「躍進だ!」というのです。本当は負け続け、減り続けているのに、信者は勝っていると思わされる。まさに「大本営発表」と言うべきでしょう。

饗庭氏の意味深なメッセージ

さて、信者ブログの反応の紹介に戻ります。

日本も党も、もはや重大な岐路にあると認識しています。
今後とも精進を重ねる決意に変わりはありませんが、これまでの延長には、議席獲得の道はないと考えております。
抜本的に何かを変えなければなりません。

どうするんでしょうか。「撤退を検討しようぜ」と言いたげな感じがします。

天変地異を期待する信者たち

ピッポさんは、幸福実現党が議席を取れなかったことにより、富士山噴火が起きると予想しているようです。昨年来の天照大神による恐怖の予言を信じれば、必然的にそうなりますわね。
富士山噴火については、ピア健氏も(選挙前ですが)

このように言及しています。ちなみに、開票前にピア健氏は、

僕の潜在意識によれば、
幸福実現党議員誕生の可能性は94%だそうです。

ということを言っていました。ブログを遡って読むと、この人はずっと富士山の噴火を恐れているようなので、きっと当面の間、富士山は安全でしょう。噴火する確率は6%ぐらいと考えればよさそうです。
また、最近、「霊言」をブログ上で繰り返し公開している信者さんによる天照大神のメッセージによると、

わたくしも常に神々のお傍におり、日本の様子をじっと見護っておりました。
いよいよこれからは、大きな変化を遂げて行く時で御座います。
何もかも、総てが変化する事を要求されるでしょう。
(中略)
全てのものが、ひっくる返りますので、
くれぐれも、ご注意なさいます様、申し上げます。

ということで、どうやら天変地異を予言されているようです。

そもそも数値が間違っているという信者も……

manjusriさん、以前もどこから引っ張ってきたか分からない数値を使って論を進めていましたが(manjusriさんによる分析を読む - 幸福の観測所参照)、今回もおかしなことを言っています。

幸福実現党、まちがいなく微増だよ、今回は」
 選挙の開票前に、親しい会員さんがそう断言していた。その後、大川総裁も同様の予測をされたと聞いた。
 果たして結果は、皆々様の予測通り。
 比例区で0.4%。(2013/07/22 4:40現在、
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/index.html#hsm より)
 見事、前回より多い票を勝ち取ってきた。しかも、自民党と極めて同じ立ち位置の論旨でありながら、である。(というより、自民党が実現党の政策を次々と真似ているのであるが)
 ついに、実現党の信用が下げ止まり、上がり始めた感がある。

いやいや、何で開票率が100%になってから話さないんでしょうか。
見事、前回より少なくなったことは、既に述べて通りです。事実認定すらできないようでは、話になりません。「幸福の科学」でも説いているように、「八正道」のうちの「正見」ができなければ、何にも始まりません。
あと、本題からは外れますが、ちょっと気になったので。

どんなサイトだろうと、Googleの広告スペースがある限り、サイトの運営者の意志とは関わりなく、そこにでかでかと幸福の科学の霊言のコマーシャルが掲載されるのだ。
 たとえば園芸のサイトや料理のサイトを見ていても、幸福の科学の宣伝が真っ先に目に飛び込んでくる。
 園芸や料理などのサイトだけではない。
 管理人が子供達にせがまれて検索した、3DSゲーム「とびだせ どうぶつの森」の攻略サイトや、アニメのファンアートの載っている画像投稿サイトpixvでまで、各種サイトの画面を表示すれば、いきなりそこに「ガリレオが人気ドラマに挑戦状」とか、「神に誓って従軍慰安婦は本当か」とか、「村上春樹の人気の秘訣」といった画像入りの広告がでかでかとあげられている。
 毎日毎日あげられる幸福の科学霊言の広告の多さに、会員さんも未会員さんも驚いたことだろう。

これはですね、webサイトの閲覧履歴とか検索履歴とかから、そのユーザーに最も適切な広告が表示されているだけですから。「幸福の科学」関連サイトをいつも見ているから、「幸福の科学」関連広告が出てくるだけで、そういうものと一切無縁の世界にいる一般の人の目に触れることは殆どありません。自分中心に考えていたら、世の中を正しく見ることなんてできませんよ。
まあ、youtubeの広告については「ウザすぎる」という声が一部であったようです(http://www.log-channel.com/bbs/poverty/1374329697/参照)。
長くなったので今日はこの辺で。
余談だけど、三宅洋平さんの演説が泣けて泣けて仕方がない。
twitterでは、「宇宙公務員」とか言ってましたよ。
ブログでも、

our age
has
just began.

and
nobody can
stop it.

just ride on this
super natural
cosmic wave.

so, huge wave!

とか言ってる。KK信者のみなさんも、こういうの好きでしょ?三宅洋平さんの話、是非、聞いてみて下さい。
今日は

この動画で泣きました。3分50秒あたりからが本番です。どうしてこの人の話はこんなに人の心を動かすのだろう。