読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

教団全体が「世界没落体験」及び「関係妄想」に陥っているようだ

個別記事紹介 集団妄想

ピア健氏の主張

まずは「幸福の科学」信者のピア健氏のブログから。

Q.奈良の地震は本当に大仏様が止めてくださったのでしょうか?
(ダウジングで確認:ペンジュラム大きく激しく右回転でYES)
Q.緊急地震速報が外れたのは、発生するはずのない地震を警告してしまったようなただの誤報だったからでしょうか?
(ペンジュラム大きく激しく左回転でNO)

ピア健氏だけがこのようなことを言っているのであれば、「いつものピア健やなあ」ということで、寧ろ微笑ましいだけなのですが、何と、リバティwebの公式見解でもこの件を取り上げていました。

リバティwebの見解

しかしネット上では、ツイッターなどで、今回の緊急地震速報について「奈良の大仏が人知れず地震を鎮めたのでは」「仏の加護を信じたくなる」などの声が広がっている。2年前の東日本大震災の際には、「震災はこの国への天罰」という発言に批判が集まった。その時と比べると、「天変地異は単なる自然現象ではなく、天の意志の現れだ」という認識が、国民の間で広まり始めていることがうかがえる。

いやいや、ネタにして遊んでいるだけですから。しかしまあ、この都合の良い解釈も、いつものリバティwebらしいと言えばそうですが。

大川総裁は参院選後の7月23日、再び天照大神を招霊した。天照大神の霊は、先の大戦は、日本が欧米諸国の植民地支配からアジアを解放するための「聖戦」であり、首相が靖国神社に参拝して英霊に感謝することは当然だと指摘した。さらに、参院選で圧勝した安倍政権についても、「彼らが信仰心から外れて自分たちの栄耀栄華に酔いしれていく方向にいくなら、やはり、次なる『神罰』が落ちます」と警告している。


今回の緊急地震速報は誤報だったが、日本の政治家が中国や韓国におもねって、聖戦を戦った英霊に敬意を表することさえしないのであれば、天照大神の言う「神罰」としての天変地異が具現化してもおかしくない。安倍首相は「天の警告」を聞き入れて、靖国参拝を実行すべきである。(晴)

やはり、「神罰」とか言ってたんですね。

「罰があたるぞ」

自分のことばが批判されると、すぐ激情に走る宗教指導者や、やたら地獄に堕ちるぞとか、罰があたるぞとかいって、目をつりあげて信者をおどし、金銭をまきあげている宗教指導者たちは、決して阿羅漢の境地に達してはいないのです。

心が、地位欲、名誉欲、金銭欲、情欲、怒り、にくしみ、愚痴に揺れているようでは、決して天来の宗教指導者とはいえないのです。

太陽の法(大川隆法著・角川文庫P136)

大川隆法氏によると、大川隆法氏の態度は、「決して天来の宗教指導者とはいえない」ということになりますね。なるほど。

「世界没落体験」とは

ちなみに、こういう「災害が起きるかもしれない」と妄想してしまうことを、「世界没落体験」と呼びます。

主として急性に発病する精神分裂病に出現する妄想体験の一つ。はじめあらゆるものが不気味で何か意味ありげに見えるが,さらに〈恐ろしい災いが切迫している〉〈無類の大災害がやってくる〉〈世界戦争が起きる〉などという世界の破滅が,強い不安や絶望をともなって体験されるもの。この体験は癲癇精神病や虚無妄想をともなった鬱病にも出現する。

まさにこれですね。

お助けマンさんの見解

別の信者ブログからの紹介です。
まず、大川隆法による天照大神は、このようなことを述べたそうです。

天照大神
 われわれが応援しているにもかかわらず、 「日本国民が、そうした宗教団体なり、宗教団体がつくった宗教政党なりを支援しない」という状態が続くようであるならば、 「この国が終わりを迎える日は近い」と言わざるをえない。
 まあ、脅しだけを言うために、言うわけではないけれども、現実問題として、そういうことです。
 「善悪の観念もなく、自分たちの規範を正すこともできない国民であるならば、繁栄を保障することはできない」 ということですね。
 残念ながら、あなたがたが得ている票は、私たちが希望する何十分の一しかないと言わざるをえません。

「われわれ(天照大神以下の神々)が(幸福実現党を)応援している」という妄想がベースになっており、だから「幸福実現党に投票しないような国民には神罰が下る」という理屈のようです。
このように、世界の出来事が全て自分に関係しているかのように考えてしまう妄想を、「関係妄想」と言います。
「お助けマン」さんは、このように「個人の見解」を示しています。(「個人の見解」とは言っていますが、私は信者の思考パターンの代表例として取り上げます。)

はい、そうです。これはまったく私の個人の見解ですが、 本当は、最大震度7の巨大地震が日本国土の広域にわたって発生したが、主エル・カンターレのご慈悲によって止められたのではないかと・・・。
 つまり、その巨大地震の初期波であるP波の一部を各地震計がキャッチして中央に送信したが、そのあとに地震が止められたかも知れないと私は思っています。
 なぜなら、これだけ天上界の意思が働いているにもかかわらず、それを人間心で無視し続けたならば、 原因と結果の法則によってそれだけの巨大地震が起きたとしても決して不思議ではないからです。

全て根拠のない妄想に過ぎませんが、大川隆法による妄想を根拠にしているから、更に妄想が膨らんでいくわけですね。このように妄想に妄想を重ねても、真実に辿り着くことは決してありません。全て虚妄であると気付くまで、信者たちの妄想は続きます。
真実は、「誤報があった」というだけのことです。誤報は、単なる人為的ミスです。「主エル・カンターレのご慈悲によって止められた」とか「奈良の大仏様が止めた」ということは、単なる妄想です。そういうことを言うから、世間の人から受け入れられないのだということを早く悟った方がいいです。

異常気象の本当の理由

猛暑にしても、豪雨にしても、数年前から断続的に続いている偏西風の蛇行が原因と言われています(猛暑 偏西風の蛇行が影響 梅雨明け早く向こう1カ月も高温傾向 ― スポニチ Sponichi Annex 社会偏西風南に蛇行、梅雨の気圧配置に…豪雨の原因 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)等参照)。昨年の冬はその影響で例年よりも寒くなりました。豪雨について言えば、2008年以降、毎年のように豪雨被害は出ています。別に今年だけ特別ということもありません。
また、日本だけが特別ということもなく、2011年にはタイで大規模な洪水が起きたこともありましたし、今年は中国やカナダでも洪水が発生しているというニュースもあります(中国とカナダで大洪水が発生!被災者は300万人以上!中国は過去50年で最悪、カナダは2時間で1ヶ月分の雨が降る! - 真実を探すブログ参照)。異常気象の原因が「偏西風の蛇行」であり、それは地球規模で起こっているのだから、異常気象も地球規模で起きているということです。
仮に豪雨を「天照大神による神罰だ」とするなら、中国やカナダの洪水はどう説明するのでしょうか。
偏西風蛇行の原因は、エル・ニーニョ現象やラ・ニーニャ現象であるとも言われているようですが、私も専門家ではないので、詳しいことは分かりません。
もっと大きな目で見て、地球には何万年単位で氷河期があったりするわけですし、小さくは70年周期で温暖化と寒冷化を繰り返しているという説もあります(朝日新聞デジタル:北半球、数年後に寒冷化? 海洋機構が海水温から解析 - テック&サイエンス)。
巨大地震だって、火山の噴火だって、過去のデータを見ればわかるように、周期的に起きるものです。人間の営みとは無関係の地球自身の活動です。
それなのに、目先の現象だけを見て「異常気象だ」とか「天変地異だ」とか言って騒ぐのは、人間の視野が狭すぎるだけです。ましてや、それを「神罰だ」などと言うのは、「関係妄想」以外の何物でもありません。

それに

大川隆法に降りてくる「天照大神」は、人間に罰を与える神様のようなのですが、私の信じる天照大神は、人間を罰したりはしないのですよね。今の「幸福の科学」の「信仰」は、すっかり「祟り神信仰」になってしまったようです。