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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

ネットで増幅されるオカルト妄想

幸福の科学」が創価学会統一教会等他のカルト宗教と違う特徴として、オカルト的な要素が大きいことがある。明快な霊界観や輪廻観を説き、霊魂の実在をハッキリと打ち出しているし、宇宙人も認めている。
しかし、私は今、それらが全て妄想に過ぎなかったと漸く分かった。
退会しても、オカルト思想*1に取り憑かれ、捨てられない人は多いようである。その原因の一つとして、高度に発達して情報化社会というものがあると思う。
例えば、インターネットが普及する以前であれば、オカルト的なことを信じようとしても、周りの人によってすぐに否定され、さほど常識から逸脱することは無かったであろう。「私はUFOを見た!」「幽霊を見た!」とか言っても、「見間違いじゃないの」と言われたり、笑い飛ばされたりして終わりである。
しかし、そんな人でも、ネットでググってみたら、同種の体験が続々と出てくる。進化論の否定にしても、まことしやかな理論を唱える人が多くいる。集団ストーカー妄想にしても、ネットにより増幅されているように思われる。宇宙人や超古代文明の実在にしてもそうである。種々の怪しげな写真や動画はネット上で簡単に手に入ってしまい、それらを「証拠」として更に妄想が増幅される。
そうして仲間を見つけて妄想を増幅させるのである。ネット上には、実際には今の私のように、それらが全て根拠のないいかがわしいものである、妄想に過ぎない、現実を見ろ、人生を棒に振ることになるぞ、などと警告を発している者もいるのであるが、それらは彼らのアンテナには決して捕捉されない。反対意見は見なければ済むのである。こうして、オカルトという妄想は際限なく増幅していく。
それらの人と交流し出したりすると、抜け出すことはより困難になってくる。オカルティストは個性的で魅力的な人が多い。魅惑的とも言うべきだろうか。そうしてオカルティストとの付き合いを始めて、人間関係が出来てくると、抜け出すのは難しい。妄想の檻の中に一生囚われて生きていくことになる。
オカルト的な妄想の世界の中に生きている人たちは、自分たちこそが世界の真実を知っていると思っているが、それは逆である。本当の真理に目を閉ざし、自分勝手な妄想を「真理」と称して架空の妄想世界の中で自己中心的に生きるのがオカルティストである。
それもまた人生であるとは言うものの、私はやはり悲しい。
中二病」という言葉もあるが、オカルトを信じてしまうような人は、例外なくアダルトチルドレンなのだと思う。正常な判断ができない知性の持ち主たちである。
岩手県の海岸沿いには、以前から「ここより下に家を建てるな」という石碑があり、それを信じた人は、311の津波の被害を受けることはなかったという。
私たちも同様に、「オカルト思想を信奉するな」という石碑を建てなければならないと思っている。世の中に害毒を垂れ流す根源に、宗教とオカルトがある。オカルト思想と統合失調症の関係も深い。そのような妄想を助長し、人間を真理から遠ざけてしまうような思想は、かつての「天動説」と同じように、人間社会から葬り去らなければならないものである。

*1:「スピリチュアル」などと小じゃれた表現を使っても中身は同じである