読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

カルト教団・通称「ザイン」について

今日は他のカルト教団のお勉強です。

こちらのwikipediaの記事を見ると、「現在の正式名称は「大汗帝國」(だいかんていこく)」とのことでしたが、コメントでご指摘を戴いたように、更に「八幡幕府」→「天業古代王朝」と変わっているようです。

「ZX帝國=第四帝國」「帝國ZX」「Z帝國」「帝國0」「十字帝國ザイナスティア」「世界帝国富士皇朝」「富士皇朝」「古代帝國軍」「銀河皇朝軍」。 団体が経営する会社名の旧称・「地極産業株式会社」「地獄産業株式会社」「ザイクス機関株式会社」「株式会社ザイクス」「株式会社ザイン」

などと、多数の「旧称」があるようです。

団体の代表(総導師、軍帥)である小島露観(別名・伯壬旭:はくじんきょく)は、チベット密教に基礎を置く神智学(しんちがく)を研究し、その過程で独自の宇宙哲学「神文学(しんもんがく)」を呈示するに至る。小島が主張する「神文学」によれば、宇宙の根源は時間であり、その時間の神の名をZ(ざいん、後に「ざらず」と改称)であるという。また、小島は、Z(ざいん、ざらず)が意志する世界計画を「ZX(ざいくす)プログラム」と呼び、このZXプログラムによって現出する新世界秩序が「帝國ZX(ていこく・ざいくす)」であると主張しており、小島が主催する団体名にも同様の名称を用いている。

でましたね、チベット密教神智学。それだけで怪しさ満点です。GLAオウム真理教、「幸福の科学」、それらと根っこは同じということですね。
代表者の名前も、団体名と同じく色々変化してきたようですが、現在は「伯壬旭」と名乗っているそうです。

余談:「宇宙の根源は時間」ではない

上の記述で一つ気になったのは、「宇宙の根源は時間」という部分。この前提からして間違っています。
西田幾多郎著『善の研究』では、以下のように述べられています。

昨日の意識と今日の意識とは、よしその内容において同一なるにせよ、全然異なった意識であるという考は、直接経験の立脚地より見たのではなくて、かえって時間という者を仮定し、意識現象はその上に顕われる者として推論した結果である。
(中略)
されば意識の統一作用は時間の支配を受けるのではなく、かえって時間はこの統一作用に由って成立するのである。意識の根柢には時間の外に超越せる不変的或者があるといわねばならぬことになる。

時間というのは、直接に経験できるものではありません(「純粋経験」ではない)。意識の側から見ると、時間は(空間や物質と同じく)仮定したものに過ぎないということです。
あと「時間の流れが絶対である」というのは、物理学的にも間違っているのではないでしょうか。詳しくはよく知りませんが、ビッグバン以前には時間さえ無かったと考えられているようですし、現在膨張している宇宙が収縮に転じると、時間は逆方向へ流れるという説もあるようです。
このように、「宇宙の根源は時間である」というのは、思想的にも間違っているというか、稚拙な思い込みのように私には思われます。

「一見右翼的」だそうだ

wikipediaの記述に戻ります。

思想は極めてラジカルで、思言行の一致した武人になる事を求められ、対外発言も歯に衣を着せぬ過激なモノが多い。中国を批判する事も多く、一見右翼的である。

この辺は大川隆法とよく似ていますね。ちなみに、この伯壬旭氏も東大卒だそうです。大川隆法は「東大卒で教祖になったのは自分だけ!」みたいなことを言っていましたが、しっかりと先駆者がいたんじゃないですか。
まあ、厳密には宗教団体ではないのかも知れませんが、宗教団体ではないようですが、内実は宗教団体です。

体験漫画『カルトの思い出』のご紹介

こちらは団体名や登場人物は匿名となっていますが、どうやら、この団体のことのようです。
「私は全知全能の神の生まれ変わりだ」と言ったりとか、巧妙な集金活動とか、電波な内容の街宣とか、「幸福の科学」とそっくりです。
マインド・コントロールの様子も、「全部でたらめだったんだ!」とか「全部教祖の妄想だったんだ!」とか、まさに同じです。
f:id:antikkuma:20130928220525p:plain
幸福の科学」現役信者や職員の方にも、是非、読んで戴きたいです。自分の教団のことは分からなくても、他の教団のことならその異常ぶりがよく分かるでしょう。
私から見れば、やっていることは全く同じです。他人を救うとか世の中をユートピアにするとか言いながら、巧妙な言葉で信者からお金を差し出させて、信者を幸福にするどころか不幸に導き、世間に害悪を垂れ流し、摩擦を起こしては相手が悪いと言ってどんどん先鋭化していく。全く変わりません。
幸福の科学」や統一教会は産経グループとつるんでいますが、こちらの伯壬旭氏は月刊BOSS誌上で連載を持っているようです。ビジネス的には金さえもらえれば何でもOKなのでしょうが、被害者のことを考えると、お金を貰ってカルト教団の宣伝に加担するマスコミにも大きな問題があります。

「カルト防止法」の制定を望む

昨日、

こんなニュースを目にしました。
ヤクザ関連企業と付き合うと、お金を貸すだけでもこんなに厳しく罰せられるのに、カルト教団と付き合っても、何故か罰せられません。「反社会的勢力」というなら、ヤクザもカルト宗教も全く変わらないどころか、カルト宗教の方が被害は甚大です。ヤクザは一応「カタギには手を出さない」という決まりがあるようですが、カルト宗教は平気でカタギの人にも手を出して、その人だけでなく、家族全体を不幸に陥れます。
このように強い反社会性を持ち、それらを示す証拠が多々あるにもかかわらず、「宗教法人」ということで、逆に特権を与えて保護してしまい、世の中に毒を垂れ流すのを放置している状態です。こんなおかしなことはありません。
どの政党にお願いすればこういう問題を解決してくれるのでしょうか。安倍自民党は統一教会創価学会とズブズブだから無理でしょうし。早くなんとかしないと、被害者は増える一方です。「カルト防止法」的なものを制定して欲しいです。私は、子供の信教の自由を守るという意味で、未成年への家庭内伝道も禁止すべきと思いますが、それはなかなか現実的ではないでしょう。でも、カルトで最も被害を受けるのはその子供たちです。その問題は、必ず解決しなければならないものです。