幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

無神論者になった記念にお伊勢参りに行ってきました

折角なので、さとるさんもお誘いして、朝一の電車に乗って行ってきました。

外宮

外宮へ到着したら、何やら式典をやる前だったようで、黒い礼服を着た偉そうな人たちや報道陣の人たちが沢山いましたが、式典が始まる前にさっと参拝を済ませました。
それから、近くの喫茶店でさとるさんと一緒に伊勢うどんを人生で初めて食べました。昨年参拝したとき、会社の上司に「伊勢神宮に行ってきました」と報告したら、「伊勢うどんは?えーっ、食べなかったの?」などと言われ、気になっていたのです。人生初めての伊勢うどんは、もちもちでとても美味しかったです(写真は撮っていません)。
外宮では、何と、正心宝をつけたおばちゃんを見かけてしまいました。話しかけたりはしませんでしたが、一人で来ているようでした。10月6日は全国精舎で立宗記念式典をやっている筈なので(10月6日(日)全国の精舎・支部にて立宗記念式典を開催 | 幸福の科学 Happy Science 公式サイト)、もしかしたら、迷っている信者さんだったのかも知れません。

内宮

続いてバスに乗って内宮へ。
さすがに遷宮後初の休日ということで、人出はかなり多かったです。老若男女問わず、カップルや家族連れや友達同士やおひとりさまやおっさん同士や仕事仲間同士や参拝ツアー客など、あらゆる層を見ました。これで「天照大神の霊言」などと称して「日本人に信仰心なし」という某カルト教団もいますが(大川隆法さん「日本人の信仰心が薄いのは日本の神々の責任」|元幸福の科学(happyscience)信者のブログ参照)、甚だしい事実誤認ではないかと思われます。
確かに、私のように無神論者であるのに参拝するというような変な人間もいますが、それは特殊な例かと思われます。しかし、私のような無神論者も、天照大神を祟り神にしてしまうような教祖のいる某カルト宗教信者も、その退会者も、斉しく受け入れてくれる神社というのは寛容な場であるなあと思いました。
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拝殿前の様子です。
無神論者なので何もお祈りすることは無かったのですが、二礼二拍手一礼をしてきました。というのは、無神論者でも、先祖代々伝わる儀礼や伝統や習慣はそれなりに尊重すべきだと思うからです。そして、特に弊害等がない限り、続けるべきだとも考えています。「神は妄想である」と言ったとしても、神を信じてきた歴史や神を信じてきた人たちの営みは決して妄想ではなく現実であり、尊重すべきことであると思います。

帰りのバス

帰りは、猿田彦神社にも参拝しました。その近くのバス停からバスに乗ったのですが、さとるさんと並んで座っていると、何と、さっきの「幸福の科学」信者のおばさんが駆け込んできて、私の座っている隣に立ちました。
偶然にしてはよく出来過ぎていて、さとるさんに「もう無神論者をやめないといけないかもしれない(笑)」と耳打ちしたりしました。(「神」については改めて考え直してみます。まあ、神がいるとしても、信仰の有無で差別するものではない存在のようです。)
その後、さとるさんがその女性に話しかけようとしたのですが、そっと無視されていました。

道中でのさとるさんとの会話

ちなみに、さとるさんは、ちゃんと神様を信じています。さとるさんとは、道中、色々な話をしました。進化論についてはちょっと意見が合わなかったりもしましたが、お互い、信仰を持つとか持たないとかで非難したりということはありませんでした。退会して良いことの一つには、他人の価値観に対して寛容になれることがあるのかなと思います。退会しても、信仰をやめなくてもいいし、無神論でもいいのです。
さとるさんは陰謀論に詳しくて、その辺も色々なお話をしました。所謂「スピリチュアルブーム」の裏にはキッシンジャーがいるのだ、というような話とかは、初めて聞きました。なるほど、あり得ないことではないとも思いました。オカルトが流行れば確実に日本人全体の知性や民度は劣化しますので。
本当に色々お話ししたのですが、他に特に覚えていることとしては、さとるさんも、2009年以降の急速に親米化した(または統一教会化した)大川隆法政治的言動について、非常に違和感を覚えているようでした。やはり、CIAとの何らかの取引があったのではないかと。そもそも、大川隆法にあんな愛人がいるのがおかしい。大川隆法を男として好きになる女などそんな大勢いるわけがない。大川隆法自身がCIAによるハニートラップに引っ掛かって、良からぬことを吹き込まれ、きょう子さんと離婚してしまったのではないか。転法輪蘭などは、CIAから送り込まれた工作員だったのではないか。件の「アサド大統領の霊言」についても、イスラム過激派の攻撃を日本に向けさせるための工作なのではないか。
まあ、いずれも推測というか与太話の域を出ませんが、どうも、最近の大川隆法の言動には、不可解なことが多すぎるようです。「統合失調症だもの」と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが。

追記

ちゃんと1500円の御札も買って、自室に設置しました。どうして自称「無神論者」なのにこのような行動をするのかと考えてみるに、私は無神論者や「幸福の科学」信者やその退会者である以前に、日本人です。日本人としての「ミーム」が為せる業なのではないかと思われます。
つまり、西洋のように白黒ハッキリさせる価値観を持つ社会の中では、宗教の中の迷信的部分を否定することが即宗教全体の否定につながり、それがドーキンス氏のようなハッキリとした「無神論」主張になるのではないか。
逆に、頭では「無神論」と思っていても、それとは矛盾した行動を取ることも平気でできるのが日本人なのではないか。無神論者で神社に参拝するのは私ぐらいではないかということを書いたけれど、それは間違いで、実は意外と多いのかも知れない。そして、無神論者は神に対して何ら見返りを求めず、御利益も求めない。「神に対して何も求めない」という姿勢は、実は信仰者として最も理想的なものであったりもする。日本に於ては「信仰心篤い無神論者」とか「宗教的な唯物論者」とかいう矛盾に満ちた存在があり得るのである。
……などということを考えたりしました。