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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

宇宙人の存在を信じることに見る「幸福の科学」のカルト性

今、少し離れた立場から振り返ってみて、「幸福の科学」で一番非常識な教義は、宇宙人の存在を信じていることだと思いました。
宇宙人に限らず、神や霊、天使、悪魔、妖精、妖怪、こういったものも全て妄想に過ぎないものですが、一応伝統のある妄想なので、ある程度は許されています。(でも、そういうことを公の場で持ち出して判断材料としたりすることは、普通は統合失調症やそれに類する人格障害が疑われます。)
現代の新興カルト教団は、これらの伝統的妄想に加えて、宇宙人の存在を認めていることが特徴です。

様々な「宇宙人」信仰

私が知っているところでは、例えば、「ラエリアン・ムーブメント」というカルト教団では、「宇宙人エロヒムが人類を創造した」という説を唱えています。また、トム・クルーズが入信していることでも有名な「サイエントロジー」なども、宇宙人の存在を信じているようです。
その他、教団を持たないまでも、スピリチュアリズムの中では、宇宙人の存在を前提としているものが多いです。比較的有名なところでは、デイビット・アイクの爬虫類型人類説があります。これは、スピリチュアリズムの世界では広く信じられていて、「グレイはレプティリアンが作ったアンドロイドだ」とか「レプティリアンが人類を創造したのだ」とか、色々な説に派生しているようです。

『アミ 小さな宇宙人』

日本で宇宙人の存在を信じさせることに大きな影響力を持ったものに、『アミ 小さな宇宙人』という本があります。「幸福の科学」の中でもよいものだとして広く受け入れられていました。私も読んだことがありますが、「幸福の科学」信者が好きそうな内容です。さくらももこさんのかわいい表紙と挿絵がついていて、童話風の文章で、その手のスピリチュアル好きにはとても気持ちよく読める本です。
この本については、以下のブログで端的に気持ちよく批判されていました。一部引用してご紹介します。

「アミ小さな宇宙人」の著者は、自分の思想をアミという宇宙人のキャラクターに語らせ、アミの思想を至上の思想とし、アミの思想に同意しない者は低レベルで愛の無い野蛮な奴だと決め付ける。アミは、アミの思想に同意する者は救うに値し、アミの思想に同意しない者は救うに値しない者として見捨てる。まさに、自分達の思想だけが世界で一番正しいと盲信するカルト宗教である。それに気付かないアミ信者って、幸○の科学信者やオウム信者と同じで、洗脳されていることに気付けない程の重症のカルト脳。

最近、アミ小さな宇宙人教が猛威をふるっているようだけど、誰かアミ教を布教している奴がいるの?


スピリチュアルは宗教と同じなのに、なんで日本人には宗教は嫌いだけどスピリチュアルは好きっていう奴がいるのか。矛盾した奴が多い。
宗教は教祖をリーダーとする団体で、スピリチュアルは団体にはならないで個人個人が教祖の思想を信仰する。それだけの違いであり、宗教とスピリチュアルは同じ。


カルマだの魂だの真理だの瞑想だの異次元だの言っているオウム真理教とスピリチュアルが如何に酷似していることか。

言葉は少々激しいですが、全面的に同意です。
かわいい絵柄で純粋な人々を騙して、おかしなオカルト思想を植え付けて洗脳する手助けをしたさくらももこの罪は大きいです。

その他、私が信者時代に読んだもの

信者時代には、スコット・マンデルカー著『宇宙人の魂をもつ人々』とか、『宇宙人ユミットからの手紙』とかを読みました。半分ぐらいは本物だろうと思って読んでいましたし(信者にとっては大川隆法の言うことが100%正しいので、それと矛盾する所は間違っているのだと思っていた)、オムネク・オネクとか、ゼカリア・シッチンなども他の信者さんから勧められたことがありました。
日本人では、「エリア5反田」にも出演されていた竹本良さんの本とか、自称シリアスから来た宇宙人だという中津川昴さん、ザ・リバティでも連載を持っていた山口敏太郎氏、そういう人たちの本も読み漁っていました。
映画『フォース・カインド』も観て、本物であると信じていました。(その後、破壊屋さんの幸福の科学を暴走させたハリウッド映画 | 破壊屋こちらの記事を読み、作り物だったということを理解しました。破壊屋さんの記事は、私の脱洗脳に役に立ちました。有難うございます。)

宇宙人を信じても何の益もない

「宇宙人の存在を信じている」という言い方は、少し誤解を招くところがあります。私も、この広い宇宙のどこかには、生命が誕生した惑星もあるだろうし、地球に於ける人間と同じような知的生命体が存在する可能性を否定するわけではありません。要は、SETIプロジェクトレベルでは私も信じています。
でも、所謂「宇宙人の存在を信じている」というのはそうではなく、グレイというような宇宙人が実際に地球に来ていて、牛や人間をアブダクションして実験台にしている、といったことを信じることに、何の益もないということです。
レプティリアンもグレイもプレアデスもウンモもクラリオンも金星人も、全部でたらめです。妄想を現実であると信じることは、害があるのみで、何一つ益はありません。
私も信者時代は信じていましたので、夜、悪夢で目が覚めたときなど、「宇宙人がやってきてアブダクションされるのではないか」という不安を持つことがよくありました。そういう時は、「エル・カンターレよ、我を護り給え」などと心の中で祈っていたりしました。
今思えば、恥ずかしいことです。そんな宇宙人などそもそも存在しないのだから、アブダクションなどあり得ません。
でも、こう言うと、信者たちは「そうやって否定するということは、宇宙人が居るということが分かると都合が悪いのだろう。やっぱり宇宙人は居るのだ」と言い出すことでしょう。でも、存在しないものは存在しないのであり、「存在しないことを証明してみろ」と言われても、それは所謂「悪魔の証明」と言われるものであり、存在しないことの証明はできません。無いものは無いのです。
一方、存在するような証拠は、色んな人が言っています。UFOや宇宙人を実際に撮ったという写真もあれば、退行催眠で様々な体験が出てくることもあれば、霊視とか降霊させたという人もいます。
でも、それらは全て捏造か勘違いか思い込みか意図的な噓であって、決定的な証拠というのは何一つありません。

幸福の科学」の信者たちの宇宙人に対する恐怖の様子

宇宙人の恐怖を煽る一方で、また祈願をやって信者を繫ぎ止めようというのが「幸福の科学」のやり方です。
ここからは分かりやすいように、信者ブログから具体例を挙げて紹介します。

「放射能に怯えるより、悪質宇宙人に備えるべきです!」

昨日、悪質宇宙人撃退祈願を受けました。
なんだか、とても安心です。

悪魔の元凶も宇宙人らしいので、
これで心置きなく宇宙人について考えを巡らすことが出来ます。
(中略)
放射能に怯えるより、悪質宇宙人に備えるべきです!

悪質宇宙人は怖いけど、放射能は怖くないと。こういう人たちが原発推進運動をやっているのですね。
最後の一文は名言ですね。「放射能に怯えるより、悪質宇宙人に備えるべきです!」と。「幸福の科学」信者には、もっと声を大にして言って貰いたいものですね。

上尾支部公式ブログによる祈願のオススメ文

「つまりはどんな場合に受けたらいいの?」
☆【悪質宇宙人撃退祈願】⇒支部や地区で起きている活動上の大きな問題の背景に、レプタリアン系と思われる宇宙人の悪しき波動や、侵略意図がうかがえ、
それに打ち勝って、自分が預かる支部や地域を護って発展させていきたいといった場合。
またアブダクション被害にあわないように、個人でワクチン的に受けておくのをオススメいたします。


★『宇宙人撃退秘鍵』⇒個人的に、原因がはっきりしないが、いつも不安な気持ちが拭えなかったり、アブダクション(宇宙人による誘拐)等の被害にあったりして
なかなかその恐怖心が抜けない(表面意識の記憶が消されていても、恐怖心は残る)場合。
あるいは、職場の上司やご主人がレプタリアンまがいの人で、きつい攻撃にさらされ続け、心労が耐えない、といったケースにオススメです。

上尾支部の公式ブログのようです。一般人なら異常性が分かりますが、教団の中に居るとそれがわからなくなります。冗談で言っているのではなく、信者たちは皆本気で信じているし、だから一般向けにも公開されているブログでも堂々とこんなキチガイじみた文章を晒しています。
繰り返しますが、レプタリアンなど現実には存在しません。存在しないものを前提に話を進めるというのは、自分たちが非常識で妄想を現実だと錯覚してしまっているキチガイ集団だということを自ら晒しているようなものです。
こういったありもしない被害妄想から逃れるには、祈願を受けるよりも、あらゆる妄想を排し、真っ当な唯物論に転向するのが一番です。すぐにそれは無理でしょうから、まずは段階的に「幸福の科学」から距離を置くことをお勧めします。少しずつ、脱マインド・コントロールをしていけば良いです。

哀れな信者の日常

今日は大雨なので、月刊誌配布は中止し、支部で、折り鶴や小冊子の準備などをしていると
ふじやまちゃんが、「昨日の夜 アブダクションされかけたー!」と言って支部に入ってきました。
そればかりか、昨夜 アブダクションされかけた時、自分が幼い頃、アブダクションされたことを思い出したらしいです。
そういえば・・・以前からふじやまちゃんの急所は鼻で、よく鼻がつまって苦しいと嘆いていました。鼻に何か入っているのでしょう・・・。
先日、朝起きたら もの凄い"めばちこ”になっていた 伊と子氏とともに支部で急遽 悪質宇宙人撃退祈願を受けさせて頂くことになりました。
祈願後、お守りも戴きました。
尊い祈願を受けさせて頂き、ありがとうございました。 m(_ _ )m
これで、鼻づまりもめばちこも、安心して眠れます。 (。-人-。)

これが「幸福の科学」信者の包み隠しのない生態です。可哀想過ぎます。
教団に依存させられ、ありもしない「アブダクション」に怯え、些細なことで「祈願」を受けてお金をむしり取られる。信者本人はそれで安心をするのだけど、外から見れば恐怖を煽って「祈願を受ければ安心だから」と言って祈願を受けさせお布施を収奪する。でも、本人から差し出させるという形を取っているから、法律的には問題ないことになる。極めて悪質です。
以上、検索して上位にヒットしたページから適当にピックアップしたものです。もっと極端な事例があれば教えて下さい。是非、共有しましょう。
ちなみに、『宇宙人撃退秘鍵』というのは一件3万円、『悪質宇宙人撃退祈願』は一件1万円だそうです。(-http://blog.livedoor.jp/oklucky-lucia/archives/19974160.htmlより。)

悪質宇宙人よりも悪質カルト教団を撃退すべし

大川隆法は、実は、宇宙人なんて存在するわけがないということを実は知っていたりするのかも知れません。だから、現実には存在しないものだから、撃退することも簡単にできる。架空の敵を作って架空の撃退をしてあげればお金が入ってくるという、ボロい商売ですね。これが詐欺じゃなかったら何なのでしょうか。これがカルト教団でなかったら、何なのでしょうか。
現実には存在しない悪質宇宙人を撃退するよりも、現実に存在する悪質カルト教団を撃退することの方が急務です。
悪質カルト教団撃退のためには、信者一人一人に目覚めて貰うしかないです。
信者の方へ言いたいのは、グレイもレプタリアンも存在しないということです。そういった存在があたかも実在するかのように感じてしまうのは、自分自身の恐怖心が生み出した幻影に過ぎません。(「幸福の科学」信者であれば、六祖慧能の逸話も学んでいる筈です。)
悪質宇宙人を恐れるより、現在進行形で行われている悪質カルト教団からの被害を恐れて下さい。