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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

統合失調症を擁護する「幸福の科学」の教え

教義批判

マンデラ氏のでたらめ手話通訳問題

『ザ・リバティ』の見解

幸福の科学」の広報誌『ザ・リバティ』は、マンデラ氏のでたらめ手話通訳問題について、このように記事で言っています。

南アフリカで行われたマンデラ元大統領の追悼式で、各国首脳の傍らに立って手話通訳をしていた男性の仕草に「でたらめだ」などの批判が集まっている。だが、この男性は英BBC放送の取材などに、「突然、会場に複数の天使が舞い降りるのが見え、自分をコントロールできなくなった」と話している。
(中略)
事の真相は不明だが、男性が「天使が舞い降りた」と話しているように、霊が見えることは十分にあり得ることだ。
(中略)
そんなマンデラ氏の追悼式であるならば、多くの天使が会場に訪れ、アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃したマンデラ氏の地上での活躍を祝福していたとしても、おかしくはないだろう。(格)

とのこと。いつものことですが、この記事には情報源が示されていません。どこを見ても「統合失調症」という言葉は出て来ず、この男性が統合失調症であった、ということは伏せられています。

一般紙の報道との比較

通訳をした男性(34)は12日までに、自分は統合失調症の持病があり、式典の最中に幻覚や幻聴の症状が出たためだと釈明した。地元メディアなどとのインタビューで答えた。

 報道によると、男性は統合失調症の薬を服用中で、式典の途中に突然、頭の中に声が聞こえ、幻覚も見えて集中力を失い「どうすることもできなかった。大変申し訳ない」と語った。オバマ米大統領ら要人の演説が続く中、壇上から離れることができなかったという。

壇上に上がった男性(34)は、12日付の地元紙「スター」の取材に対し、「統合失調症を患っていた」と弁解した。

 男性は、式典の最中に急に集中力を失い頭の中で声が聞こえ、幻覚も見えたため、「どうすることもできなかった。大変申し訳ない」と語った。

この男性が地元紙の取材に、統合失調症を患っており、壇上で症状が出た可能性があると語った。

 手話を担当したThamsanqa Jantjieさん(34)はヨハネスブルクのスター紙に対し、通訳中に頭の中で声が聞こえて幻覚を起こし、結果的に意味が通じない手話になってしまったと説明。

 「何もできなかった。非常に危険な状況で孤立していた。自分をコントロールし、(自分の中で)起きていることを世界に分からないようにしようと努力した。とても申し訳ない」と謝罪した。

報道によると、男性は1994年に婦女暴行、95年に窃盗、97年に強盗、2003年に殺人や誘拐の罪などで訴追されたという。このうち、窃盗で男性は有罪判決を受けたが、大半の罪で精神疾患を理由に訴追が取り下げられた模様だとしている。男性がメディアに語った出身大学も存在しないという報道もある。

 野党は、政府が男性を起用したことを批判。真偽は不明だが、男性がズマ大統領の妻の親戚だとし、「血縁を理由に起用した」と批判する声も出ている。

産経、読売、毎日はしっかりと「統合失調症」と書いています。朝日だけは検索では記事が見当たりませんでした。ふだん人権派の朝日新聞だけに、精神障碍者に対する何かしらの配慮があったのかと思いきや、男性の過去の犯罪歴と「精神疾患を理由に訴追が取り下げられた」という、他紙ではまだ報道されていないような酷い事実を明らかにしていました。

統合失調症患者の言うことをまともに信じる「幸福の科学

これらの一般の新聞報道も踏まえて最初のリバティウェブの記事に戻ると、

そんなマンデラ氏の追悼式であるならば、多くの天使が会場に訪れ、アパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃したマンデラ氏の地上での活躍を祝福していたとしても、おかしくはないだろう。(格)

と言っていますが、つまり、一般人からは「統合失調症」と見える人が、「幸福の科学」にとっては天使が見える素晴らしい人になってしまうということです。
教祖である大川隆法統合失調症患者であり、その人の妄想を信じるということで出来上がっているのが「幸福の科学」という教団なのだから、当然といえば当然のことです。
つまり、『ザ・リバティ』は、でたらめ通訳者が統合失調症であることを隠して擁護したということです。(ついでに、『ザ・リバティ』がこの統合失調症のでたらめ通訳者を擁護したら、その翌日に犯罪歴が出てきたというのは、まさに「没落の法則」であり、これも面白い現象です。)
一事が万事であり、こうやって、自分たちの教義に合うように、事実を都合良く隠蔽したりねじ曲げて解釈したりするのが「幸福の科学」の体質です。客観視が全くできない集団です。(2ちゃんねるの使者さんのブログ混ぜるな危険! ブログ・サンポールの「退会支援資料」などを見るとよく分かります。)

リバティウェブの「統合失調症」関連記事

その1

この限界を超えるために必要な考え方は、実は宗教にある。大川隆法幸福の科学総裁は著書『不成仏の原理』のなかで、精神疾患の患者が訴える幻覚などについて、「本当に霊が見えている場合や霊の声が聞こえている場合がある」と指摘。つまり、悪霊の影響で、通常の生活を送るのに支障をきたしている、いわゆる「霊障」の状態にあるというのだ。

医療者の間でも、霊的な視点を取り入れた治療が始まっている。ハッピースマイルクリニックの精神科医・千田要一氏は、患者が幻覚を訴えたとしても、霊的知識にもとづいて対応するという。千田氏は、世界的に、心療内科はスピリチュアリティ(霊性)を前提として治療するのが常識だとして、「霊的な真実は今の科学理論で説明できないだけ」と語っている(本誌2013年2月号)。

もちろん、治療において投薬が必要になることはあるだろう。しかし、統合失調症の背景に霊的な作用がある以上、霊的な面からもアプローチしなければ、効果的な治療は難しい。患者が心身共に健康を取り戻すためには、医学と宗教とがともに手を取り合っていくべきである。(晴)

「本当に霊が見えている場合や霊の声が聞こえている場合がある」と言っていますが、そんなことは皆無です。「悪霊の影響」とか「霊障」とかいうものも存在しません。全ては思い込みです。要は、統合失調症患者が統合失調症患者を擁護しているだけです。
記事中に出てくる「ハッピースマイルクリニック」というのは、

こちらに公式サイトがありますが、どう見ても「幸福の科学」の信者の医師による病院です。平良成輝という人は、過去に幸福実現党から立候補までしています。それで「医療者の間でも、霊的な視点を取り入れた治療が始まっている。」などと言うのは、単なるマッチポンプであり、自作自演です。
こういう記述を見ると、『中央公論』1月号で塚田穂高氏が指摘していた「偽装」、「虚勢」ということが当て嵌まるのがよく分かります。

その2

本当に理解しようとするならば、決して外してはいけないポイントがある。それは幻覚や幻聴ではなく、本人には本当に霊が見えていたり、霊の声が聞こえている場合があるということだ。稀に天上界の高級霊によるものもあるが、それを受け取れる“器"になるには相当の心の修行が必要であり、大半の人のそれは「悪霊」によるものと言っていい。
(中略)
統合失調症」患者を正しく理解するためには、まず霊的真実やあの世の理解を進めなければならない。(光)

この記事も、統合失調症患者による統合失調症患者擁護です。「霊的真実」とか「あの世の理解」とか、架空の世界が真実であることを前提としていること自体が、統合失調症患者が自己正当化するためだけの理窟です。
最後の一文は、「大川隆法を正しく理解するためには、まず霊的真実やあの世の理解を進めなければならない」と置き換えるとよく分かるでしょう。大川隆法=「統合失調症」患者であるということを、図らずも「(光)」氏は述べてしまっているようです。