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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

今回の都知事選も面白い

右も左も分裂選挙で、いつものようにドクター中松マック赤坂もいて、外山恒一も「こんな国 滅ぼしましょう 原発で」とか言って舛添氏の応援をするようで、あとはホリエモンが供託金をポンと出した家入一真とかいう面白いのもいて、本当に面白いです。

私の政治的考え方について

前置きの話です。「幸福の科学」を退会した人でも、政治的には保守という人も少なくないようです。
私は、信者時代から反グローバリズムな考え方でしたし、退会の切っ掛けも、大川隆法TPPに賛成をしたことでした。(我ながら、退会理由としては、ちょっと珍しいとは思います。)
幸福の科学」を退会後は「保守」という縛りからも解放されたので、今はすっかりリベラルになっています。昔は渡部昇一とかを愛読したりしていたので、保守の気持ちはすごくよく分かるリベラルです。小林よしのりの考え方に共感することが多いです(氏のAKBの話だけは全く共感できませんが)。
また、最近だと、

この中島岳志さんの意見にすごく共感しました。

これからは成長社会ではなく、成熟社会へ向かう。どう考えても、もう経済成長は望めない。小規模化しながら、成熟へと向かっていくしかない。つまりお金はそんなに稼いでいないけども、どこか充実していて、生きがいがあって、自分の役割があって、という社会に向かっていくしかない。

とか、なるほどと思いました。この人は自称「リベラル保守」と言っているようですが、私もそういう立場に近いのかも知れません。
安倍自民党大川隆法も、成長することが前提にある思想の持ち主であるし、小泉純一郎とかのように「脱原発で新エネルギーを成長産業に」とか言っているようだと、結局「成長主義」みたいなものから一歩も出ていない、同じ穴の狢なんですよね。

細川氏について

細川氏は会見で、このように述べています。

この選挙は小泉さんが言っているように、原発がなくても日本は発展していけると考える人と、原発がなければ日本は発展できないと考える人のまさに戦いです。私は原発がなくても発展していけると考える人とともに、その先頭に立って戦う決意です。

この二択を迫るやり方が小泉流ですね。この二択からは、「日本はもうそんなに発展発展って追い求めなくてもいいじゃん」と考える人は除外されてしまっています。発展しなくていいなら原発はいらないし、発展しなくていいと考えるなら企業がコスト削減のために人件費を削って業績を上げようとする必要もないし、競争力を上げるのではなく、もっと生きやすい、住みやすい社会を作るような方向へ向かうこともできます。
細川支持の人たちは、「より当選する確率の高い細川氏に一本化するために、宇都宮氏は出馬を取りやめよ!」みたいな主張をしていた人が多いけど、私の目から見ると、舛添氏と細川氏は寧ろ同類であって、細川氏と宇都宮氏は、同じ脱原発とは言っても、真逆のベクトルを持っているように思うのです。

宇都宮氏について

脱原発なんて、地震大国で国土の狭い日本では、どう考えても必然の方向であって、争点になんかなりっこないのに(だから現に舛添氏も脱原発を言っている)、それを争点だと誘導されているだけです。
宇都宮氏については、脱原発よりも、反貧困とかブラック企業対策とか、反格差社会の政策の方が魅力的です。
細川護煕も、とってつけたように似たような政策を並べているけれど、今までの実績から見て、突然気まぐれで政治家を放りだして引きこもって陶芸をやっていたような人と、長年弁護士として社会的弱者のために戦ってきた宇都宮氏とでは、本気度が違いすぎます。

家入一真氏について

私も名前ぐらいは聞いたことがあったけど、どんな人かは全く知りませんでした。
でも、昨日のニコニコ動画での出馬会見を見て、こいつは面白いぞと思いました。

先ほどの、居場所を作っているという話ですが、僕は中2の頃にいじめにあい、引きこもりになってしまった。18歳まで家の中で過ごしていて、ずっとインターネットをしていた。いわゆる今で言う、うつ状態、引きこもりだったのですが、今も当時の僕と同じように家から出られない、家から出ても行き場所がない子たちがいっぱいいる。そういった子が自殺をしてしまっている。僕は「なんで日本はこんなに自殺が多いのだろう?」と思うのですが、そういう質問に誰もなかなか答えることができないと思っています。

学校に行かなくなった子のフリースクールは、存在として知られていないし、結局それで自殺してしまったり、そういった子たちが多い。その中で、行政に頼らない形で自分たちで居場所を作っていくことで、お互い助け合っていく共同体を作っていこう。そういうことをしていた。それをたとえばネットを使って、もっとやれることがあるんじゃないかとか。小さな問いを自主的に国や行政に期待するんじゃなくて「俺らでやっていこうぜ」と作ってきた。

こういう人が都知事になれるような社会になれば、日本はもっとずっと住みやすく暮らしやすい国になるなあと思いました。
堀江氏の応援コメントも良かったです。

堀江氏:僕からちょっと応援のコメントを。堀江と申します。都知事選を見てて「おじいさんばっかりなんでどうなの?」って思っていて、僕もいろんな人に出ないのっていわれてたんですけど、僕は1年9カ月社会にいなかったので、もうちょっと自由を満喫したくて、僕より若くて会社経営のセンスもあって、弱いものの気持ちがわかるし、実行力がなさそうに見えてある人。彼自身がいじめられっ子で、引きこもりで、そういう弱さを知っている。僕は同郷なんですけど、弱い人の気持ちが分かる人がトップにたつと、まわりに優秀な人が集まって、いい政治ができるんじゃないかと思っていて、そういう人が何人かいるんだけど、出てくれない。(家入さんが)出たそうな顔をしてたんで、アオリまくって、やっと出てくれました。金がないというので、貸しました。

「弱い人の気持ちが分かる人」というのは、本当は政治家に最も必要なことだし、今の政治家に最も欠けていることだとも思います。今の政治家は、右も左も、大企業や圧力団体や外国(米国または中韓)の方ばかり向いて、現に今、足下で苦しんでいる国民のことには無関心な人が多いように思われます。
目の前に苦しんでいる人がいるのに、そこに政治の力で救ってあげられる人がいるのに、政治の力で逆に苦しめている。そういうのはやっぱり異常だよねって思うのです。
家入氏は当選にはほど遠いだろうし、宇都宮氏も、細川氏が出馬してしまったことで、もう勝てる見込みは無いでしょう。それでも、昨年の三宅洋平氏と山本太郎氏の参院選にしろ、こういう動きが少しずつ草の根で広がって行っているのは感じます。
保守でもリベラルでもなく、それらの離合集散でもない、本当の意味での第三極。日本の未来はここにあると思います。