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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「集合知」があればカルト宗教は大きくならない

ソーシャルメディアの力──STAP細胞論文捏造問題の場合

相変わらずSTAP細胞論文捏造問題を追っているのだけど、専門家の方が面白いことを言っていました。

一部引用すると、

最近「集合知」ということが言われる。「専門知」に対する対立概念で、Wikipediaや今回の「STAP細胞ブログ」のように、普通の市民が持つ知識を集めて、あるテーマに関する総合的知識を構築したものだ。
 経時的に次々と新しい知識が付け加えられ、事件の全体像が次第にあきらかになり、疑問が解けて行くのを見守っていて、ふと、「これは沢山のスズメバチが集まって、軒下に大きなハチの巣を作るのと同じだな」と思った。
 理研にしろ早稲田大にしろ、「調査委員会」のメンバーと調査に当たる事務方の人員は知れているし、こういう場合は「調査方針」を決めてから臨むから、漏れが出ることも多い。が、この「スズメバチ方式」だと、特に傑出した専門家がいなくても、「真実を知りたい」という市民個人が自分の全力を投入して調査に当たる。
 無駄も多いし、情報には誤りも多いかも知れない。しかし多くの人が必死に努力していることは間違いない。ちょうどスズメバチがせっせと巣にワックスを付け加え、全体の形を調整して行くように、ブログの情報には初めは方向性がないが、次第に意見一致がみられ、反対者が退き、やがて全体の形が見えてくる。

云々と。含蓄のある文章なので、時間のある方は、元の文章も是非読んで戴きたいです。
もう一つ、似たようなことを、海外の研究者も言っていました。

英語なので私もよう読めませんが、もしsocial mediaが無ければ、こんなに早く捏造が暴かれることは無かったでしょう、みたいなことを言っているようです。
今回の騒動は、ネット上では既にハッキリとクロだと結論が出ているのに(現段階でクロの度合いには議論の余地はある)、大手マスコミは及び腰でどこも報じず、産経に至ってはまだ小保方氏を擁護するような記事を書いていたりと、情弱っぷりを見せてくれています。

カルト宗教でも同じことが言えるのではないか

で、同じことは、カルト宗教でも言えるのではないかと思います。ブログとか掲示板とかオープンな議論ができる場では(後述するような一部例外を除いて)、上で引用した難波先生が言うように、「集合知」が集まって、正しい結論が導かれていくように思います。
特に2chでは、コテハン信者が順次アンチ化している様を見ることができました。最近でも、「天導悟」という信者さんの退会報告がありました。
幸福の科学」が登場した時期(1980年代後半)は、まだこのような環境が整っていませんでした。だから、情報を囲い込まれ、インチキだと見破ることが出来にくかったのだと思います。でも、今は違います。自由でオープンに議論のできるブログや掲示板のおかげで、退会しておかしなスピリチュアルや別派団体に走る人は少ないようです。
00年代前半に作られた「レムリア・ルネッサンス」ぐらいがギリギリだったのではないでしょうか。
昨年は、教団内部では人気講師だった種村氏が独自の団体を立ち上げたりしていましたが、殆ど人はついていっていないようです。元妻だったきょう子氏も宗教活動を始めたようですが、こちらもついていっている人を見たことはありません。レムリアの主宰者アマーリエ氏よりも、種村氏やきょう子氏の方がずっと有名だったのに、「別派を作る」と言える所までは全然行けていません。また、ルチアという人も2chで霊言もどきをやって、何人か支持者もいるようですが、こちらはいつも匿名氏から総叩きに遭っています。
これは「幸福の科学」に限らず、あらゆるカルト宗教にも言えることだろうと思います。今後、オープンな議論のできる場がある限り、どんなカルトが登場しても、一定の良識ある人が見守っている限り、大きくなりようがないでしょう。
政治や大手マスメディアは、統一教会創価学会、「幸福の科学」とつるんだりして、提灯持ち記事を書いたりもするので信用できませんが、「集合知」の力は信用できます。「集合知」があれば、今後の日本でカルトが跋扈するということはあり得ません。そこは楽観視して良いのではないかと思っています。

ブログ村とカルト宗教

「一部例外を除いて」と書いたのは、インターネット上でもSNS等で一部の人に限られた閉鎖的な空間があり、そういうオープンな議論が出来ない場に囲い込まれてしまうと、「集合知」にならずに偏った知によってミスリードが行われてしまうということです。
ブログ村の新興宗教カテゴリでは、アンチブログの追い出しが盛んに行われてきました。私も昨年何度強制移動に遭ったかわかりません(統一教会と全く同じ反応を示す「幸福の科学」の信者たち - 幸福の観測所やっぱり「統一教会」信者と全く同じ反応をする「幸福の科学」信者たち - 幸福の観測所を参照)。
最近はそれが更に酷くなっているようで、強制移動の上、二度とそのカテゴリには登録できない措置が取られるようになったようです。

ブログ村のように、都合の悪いものは追い出して、情報を与えないような環境で囲い込まれると、「集合知」は生まれずに、偏った情報に基づくミスリードが続いてしまいます。
しかし、議論の場を与えずに、社会的常識を無視し、カルトの側の言い分だけを聞いてカルト擁護をし、カルトを撲滅して信者を救済しようとしている側の情報を遮断するというような、そういう公正を欠いた対応をする組織は、「没落の法則」を持ち出すまでもなく、当然、遅かれ早かれ信用を失い、消えていくことになるでしょう。
カッパだか村長だか知らないけど、ブログ村は最低ですわ。こんなことをしてるから「中世ジャップ」とかって笑われるんですよ。