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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

大川隆法総裁先生のためにマレーシア航空370便の「透視」が外れた言い訳を考えてあげてみた

我らが偉大なる「幸福の科学」総裁にして根本仏でもあり神々の主であり「世界最高のサイキック(神通力保持者)*1」でもあるエル・カンターレこと大川隆法総裁先生は、先日、行方不明になっていたマレーシア航空370便の行方に関する「透視」を行いました。
他のアンチブログでも既に取り上げられています。

こちらもご参照下さい。
さて、「世界最高のサイキック(神通力保持者)」を自称する我らが偉大なるエル・カンターレこと大川隆法総裁先生は、何故かご自身で透視はなされず、「エドガー・ケイシーの霊言」という形で今回の透視を行っています。
私たち一般人からすると、「霊言とか言っても所詮は大川隆法の妄想でしょ」ということになるのですが、彼ら信者一同は、霊魂というものの存在を強く信じ、また、大川隆法総裁先生のみがあらゆる霊を降ろして「霊言」をすることができると固く信じているため、まずは彼らの「信仰」の立場から、「エドガー・ケイシーの霊言」の言い分を見てみようと思います。
以下、エドガー・ケイシー(本物)の信奉者に迷惑が掛からないよう、表記は、少し長くなりますが、大川隆法エドガー・ケイシー霊)としたいと思います。

大川隆法エドガー・ケイシー霊)の透視

こちらに要点が記されています。
曰く、

「(報道では)マラッカ海峡のほうに帰ってきたんじゃないか、というふうに言っていますが、そちらのほうではなくて、真っ直ぐ北京と結んだ方向の、南シナ海のかなり深い所に墜ちていると思います。水深はかなり深いです。浅く見ても1000メートルはあるところまで沈んでいるので、残骸を引き揚げることも簡単ではないと思います。その水深だと、潜水艦でも潜れない。これは(捜索が)難航すると思われます」

とのこと。
この「霊言」が収録されたのは、3月13日のことだそうです。それから十日あまり経過した現在、捜索は進展し、今ではインド洋南部に墜落したということが明らかになりました。
大川は「南シナ海に墜落」と透視しましたが、現実は「インド洋南部に墜落」でした。
大川は「事故だ」と透視しましたが、現実には、消息を絶ってから数時間飛行し続けていました。これはまだ未確定ですが、機長自らがハイジャックしたのではないか、というようなことが言われているようです。
原因も結果も大外れです。
未だに教団にしがみついている信者たちも、これだけ大外れをしたら、流石に目が覚めるのではないでしょうか。
こんなのが「再誕の仏陀」なわけないでしょう。仏陀が備えている筈の六大神通力のうちの天眼も天耳も皆無です。

さて、ここからが本題

大川隆法総裁先生や周囲の人たちも、相当焦っていると思われます。何故こんなすぐウソだってバレてしまう霊言をしてしまったのでしょうか。
私なりに、上手い言い訳を考えてみました*2

1.お前は次に「エドガー・ケイシーが嘘を吐いた」と言う!

これは誰にでも思いつく言い訳です。元々、「裏の霊人」という扱いだったので、比較的多くの信者に受け入れられるでしょう。しかし、今まで他にも「霊言」をしてきています。
リバティ・ウェブ上で検索すると、

などもヒットします。
これらも全部疑わしいということになると、これらを根拠に政治的主張をしてきた教団側としては少し困るかも知れません。
「今回だけ嘘で、他の時は嘘ではなかった」というのは非論理的だし説得力に欠けます。
また、大川隆法エドガー・ケイシーが嘘を吐いていることを知り得なかったのか、それとも知っていたけど敢えて嘘を吐かせたのか、という疑問も湧いてきます。
知り得なかったとすれば、大川隆法仏陀でも何でもないことになってしまうので、必然的に後者になります。
ありがちな言い訳としては、「エル・カンターレは、名誉挽回のために、嘘だと知っていたけど敢えてそのまま語らせたのだ」というものがあります。1994年頃、高橋信次を切り捨てる時にも使われたものですが、またこの手で行くしかないでしょうか。
そうすると、エドガー・ケイシー(霊)は、エル・カンターレ様から謹慎処分を食らってしまうことになりそうです。

2.お前の次のセリフは「エドガー・ケイシーは嘘を吐いていない。真実は陰謀によって隠された」だ!

これは熱烈信者向けの説明としては成立します。「本当は事故で墜落したのに、何か事情があり、破片がインド洋に運ばれた。発見が遅れたのは事故機を秘密裡にインド洋南部まで運んでいたからである」などと言えば、おバカで素直な信者たちはフムフムナルホドと信じてくれることでしょう。
更に「それを実行したのはレプタリアンである。大川隆法総裁先生の信用を貶めるために、わざと透視を外すようなことをしたのだ。透視はあの時点では当たっていた」等と、尤もらしい理由と方法を付け加えて説明すると、説得力は増します。
しかし、世間からは益々非常識なカルト教団扱いされることになります。わずかながら存在したシンパも呆れて距離を置くことになりそうです。

まとめ

他にも考えられる良い言い訳があったら、是非、大川隆法総裁先生に教えてあげましょう。
3月23日は大川隆法の自称大悟祭でしたが、ちょうどその前後に自称透視能力がデタラメだったのが発覚したのは奇遇ですね。私もアンチを代表してお祝いしたいと思います。大川隆法総裁先生の大悟、本当におめでとうございます。
図らずも未だに自分に惑わされてしまっている信者たちに、自分が偽物の仏陀であり偽物の救世主だっていうことを悟らせてあげようとしたんですよね。
よくぞそこまで成長しましたね。良心なんて皆無のサイコパスだと思っていました。
これが大川隆法総裁先生の良心の芽生えだとすれば、サイコパスにとってはこれこそが大悟でしょう。本当におめでとうございます。

3/27追記

信者にも動揺が見られるようです。日大B判定氏の日記からの孫引きになりますが、以下の通り。

298 :天使将軍 ◆QA0YKOfw8M :2014/03/25(火) 19:52:08.70 ID:9RiAYOQ

今回のマレーシア航空機の事故の霊査を間違いについての
末端の信者の反応を信者しか覗けないホームページで確認した所
殆どの人が黙っているままで
唯一の反応が「発見ではなく発表」「政治的意図もある」との事
信者の自分としても「これは・・・これは・・・いったいどう解釈すれば・・・」
と困っている。
エドガーケイシーが地理に詳しくなく、曖昧な事を言ったのでは?
と思いたい。
信仰は捨てないが、なんでこうなったのかはスルーしないでほしい。
予言が外れるのはいくらでも解釈の余地はあるけど、
今回の件は霊人の霊探であって予言ではないので
言い訳は困難だと思う・・・

もう一つ追記

「予言が外れて信者が離れる」というのは、手持望さんのwebコミック『カルトの思い出』のストーリーと全く同じでした(今回は予言では無く透視ですが、似たようなものです)。私も以前の記事で紹介したことがありますが(カルト教団・通称「ザイン」について - 幸福の観測所)、読んだことの無い信者さんは、これを機会に読んでみては如何でしょうか。

  • f:id:antikkuma:20130928220525p:plain

これが最高の名シーンですが、ある意味、カルト信者にしか味わえない感覚ですので、是非、この脱マインドコントロールの感動を味わって欲しいです。

*1:http://antikkuma.hatenablog.com/entry/2013/01/26/091301 参照

*2:ネタが分からない方のために説明しておくと、見出しは『ジョジョの奇妙な冒険』という作品のセリフのもじりです