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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

山梨県河口湖町の祖父母殺害事件に関して、教団の責任がどこまであるか

昨日の続きです。
各ニュースの報じているところから確実なのは、「少年はHSUへの進学を望んでいたが、祖父母は反対していた。それが殺害の動機である」ということです。
一般の人が疑問に思うのは、「何故進路を反対されたぐらいで、殺したくなるほどの恨みが生まれるのか?」ということだと思います。
その理由の一つとして、教義面で殺人以上の罪があることを教えているからというのは、昨日の記事でも言及しました。
今回は、別の観点から考察してみます。
少年は、どうしてもHSUに進学しなければならなかった。それを邪魔する者は殺してでも進学したかった。そこまで思い込んでしまった原因は何か?
……と考えてみるに、(親を通して)教団内の無言の圧力が影響していたのではないか、ということが最近の教団の動向から読み取れると思いました。

教団から「絶対にHSUに進学しなければならない」という圧力があったのではないか?

例えば、このカルト新聞の記事。

幸福の科学」学園卒業生の8割が(一般の)進学・就職を放棄し、HSUへ「進学」したということが明らかになっています。
HSUの木村理事長の発言として、

「国公立の発表はまだなんですが、早稲田・慶応、早慶には、去年の合格実績である29名を上回る、昨日時点で30名もの早稲田、慶応の合格生が輩出しております。その彼らのほとんどが、早稲田、慶応に行かず、この主が作られた、神の力がはたらくHSUに進学してくる予定です」(木村理事長)

というのがあります。
こういう話を読むと、「信者であるならHSUに進学しなければならない」というような雰囲気が会内であったのだろうということが分かります。
ただ、こういうとき、「幸福の科学」というのは本当に巧妙です。傍から見て強引な手段は取らないものの、アメとムチを使い分け、ゆっくりじんわりとマインドコントロールして行きます。だから、お布施返還訴訟というのも過去何度かありましたが、裁判で教団の責任ということはなかなか立証しづらい面があるようです。
今回の場合、常識で考えて、東大や早慶と言った一流大学に合格したのにそれを蹴って、何の実績もない不認可の大学に8割が進学するということが異常です。世間から見て異常なことにも関わらず、すべて自分の意志で決めたとなると、完全にマインドコントロール下にあるということです。
教団側は、マインドコントロールではない、と言うでしょうが、生徒の8割が世間から見て正常な判断をできなくなっている状態です。どのような手法でそのようなことが為されたのか、そこはもっと突っ込んで報道される必要があると思います。捜査関係者にも是非その辺をもっと突っ込んで調べて、動機の究明をして欲しいと思います。
定員割れしているとは言え、那須本校と関西校合わせて毎年百数十名のマインドコントロールされた二世信者が生産されていると考えると、これは恐ろしいことです。
学園でもこのような状態であったし、教団内全体も「どうしても進学しなければならない」という雰囲気だったのは間違いないでしょう。
少年がここまで思い詰めてしまった原因は、教祖の発言や教団の指導を抜きにして語ることはできません。
サンポールさんは、「教団&教祖の責任が90%」と述べていました。最初はちょっと極端な数字じゃないかとも思いましたが、以上のようなことを踏まえて改めて考えると、さほど間違ってもいないだろうとも思いました。