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幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

共産党の集まりに参加してきた話

私は長年「幸福の科学」教団の世界に長年浸かってきた身ですが、退会してもかなり遅くまで残っていたのが共産党に対する根拠のない嫌悪感でした。
幸福の科学」では、無神論唯物論に対して「悪魔の教え」であると断じており、信者たちは共産党も魔に魅入られた団体である、という風に認識しています。
しかし、退会して暫く経ち、脱マインド・コントロールも徐々に進んで、政策をちゃんと見ると、どうも共産党も悪くないのではないか、と思うようになりました。
消費税減税だったりTPP反対だったり最低賃金の引き上げだったり政党助成金の廃止だったり反原発だったり、政策だけ見ると、どうも間違っているようには思えず、本当のところはどうなんだろうということをまた実体験したくなりました。
そこで、昨年の春ぐらいから赤旗日曜版を取り始めました。しつこい勧誘とかはなく、月に一度、集金のおじさんが来るだけ。投票の時も、誰それに投票してください、というのはありませんでした。
ところが、今年になってから引っ越したのですが、引越し先の集金おじさんからは割と熱心な勧誘があり、地域の集まりにも誘われたりしました。それで、一度味わってみるのもいいかと思い、参加したことがあります。会場はそのおじさんの家で、月に一度、会合が行なわれているようでした。選挙が間近な時期で、カレンダーにはビラまきの日時や志位さんの街頭演説の日時などが書かれていたりしました。地方議員も一人いて、最近の運動について話し合っていました。
参加してみて、何だか「幸福の科学」のチーム会を思い出しました。規模は違うし、元となる思想は正反対かも知れないけれど、何か似た雰囲気がありました。共通点は、根底に融通の利かない原理があり、その原理に基づいて現実離れした大きな理想を描いて現状のあり方を否定し、その理想に向かって行動しようとする集団だということでしょうか。
高齢の方が多く、私はもう三十代後半でしたがその集まりの中では一番若く、色々と期待の目線が投げかけられていたような感じがしました(それがまた嫌だった)。こういう組織は、どこも高齢化が進んでいるのかも知れません。逆に言うと、ちょっと若いというだけで何かと大事にされるということでもありますね。居心地は悪くなかったです。
ただ、一つの集まりに参加すると、どんどん他の行事にも誘われるようになるというのも「幸福の科学」と何だか似ていました。私はそういう集団が苦手だし、面倒臭くなってきたので、何とかうまいこと言って赤旗の購読も取りやめ、今は関わりを断っています(やめるのは少し面倒でしたが、「幸福の科学」ほど面倒ではなかった)。
結論としては、共産党は、政策の良し悪しは兎も角、やっぱり面倒くさくて関わり合いになりたくない組織だなあということ。まあ、金銭面で毟り取られることがない分、だいぶましですけれども。

追記

唯物論無神論に対して、自分の考えに合わないからと言って「悪魔」扱いして、その人の人格まで全否定するようなことは、人間として非常に偏狭であり、人との間に不調和や対立を生みだしてしまい、幸福にはなれない考え方だと思います。
幸福の科学」や統一教会が所謂「ネトウヨ」との親和性が高いのは、この部分なのではないかと思います。自分と考え方が合わないからと言って、人を人と人も思わないような発言をする。そうではなく、仮に政治的には意見が対立していても、人間としては尊重するというのは大人として当然だと思います。
幸福の科学」関係者(大川隆法以下、職員も信者も含む)がふだん「寛容」だの「許し」だの言いながら、全く寛容な感じがしないのはそのせいだろうと思います。