幸福の観測所

反社会的宗教団体「幸福の科学」の批判を中心としたアンチカルトブログです。

「感謝状」改竄事件のおさらい

これは2017年3月17日付で宗教法人幸福の科学」が発表した文書です。
その中に、このような画像があります。

  • http://cdn.happy-science.jp/media/happy-science.jp/2017/03/07174528/gwlm7n42.jpg

これが問題の「感謝状」で、以前から疑惑の声が絶えませんでした。

こちらでは「宛名のない感謝状はおかしい」という指摘がされています。たしかに、google画像検索で調べてみると、警察署長からの感謝状で贈る相手の名前が書かれていないものは皆無であることが分かります。(google:image:感謝状 警察署長等参照)

幸福の科学」元秘書局長の証言

少し長くなりますが、貴重な証言保存のため、全文転載致します。

感謝状の真相をお話します アイマイミー

小島という人物の発言は「嘘」です。それを私が具体的に証明しましょう。まず、オウムによる假屋さん拉致事件の直接の目撃者はF氏です。
かれは当時秘書局の課長補佐でした。そして、私が当時の秘書局長で、秘書の最高責任者でした。
F氏は、假屋さんが拉致される瞬間を運転中に目撃し、大崎署に通報し、その後私に報告をくれました。それを、私が大川に報告したら、
大川は大変喜びました。

後日、感謝状が贈られ、F氏の個人名が記載されていましたが、幸福の科学がそれを取り上げました。
後に、F氏は退職しましたが、退職の際には佐竹らの闇の特殊部隊に襲撃をうけるなどの被害をうけました(裁判記録に残っています。佐竹
隠しのため、北海道転勤などの姑息な手段を幸福の科学はとった)。

退職にあたって、そのF氏宛ての感謝状を幸福の科学がF氏に返却しないので、F氏は山口弁護士らに相談して、請求し、
やっとのことで取り返しました。

以前にも、幸福の科学は、假屋さん拉致事件の目撃者として幸福の科学が表彰されたなどと嘘をいいつづけていましたので、
再三にわたり、それが虚偽であることを私はいっておりましたが、

あるとき、画像で「幸福の科学が表彰されたという感謝状」をだしましたが、受領者のF氏の名前の部分は空白にしたものを出す
という卑怯なことをやっていました。

感謝状の実物は、彼の家で、飾られています。この目で見ています。すぐに実物はだせますよ。
おそらく、F氏に返却する際、それをコピーして、悪用する腹積もりが最初からあったのですね。

だから、コピーで見せることはできても、実物は見せられないのはその理由です。

なお、このF氏が、幸福の科学に対する「布施返還訴訟」を始めて起こした先駆者であり、また、幸福の科学が起こした
「山口弁護士に対する8億円請求訴訟」のきっかけをつくった人です。

この人のおかげで、幸福の科学の訴訟が、相手を恫喝する目的で、高額な賠償請求を行う団体であり、
それは違法行為だと最高裁から断罪されるきっかけをつくった人です。

ふむふむ。
この証言を裏付けるものとして、文中に出てきた「裁判記録」もあります。

裁判記録

こちらで全文公開されています。
もともとは教団側が山口弁護士と上の文中のF氏を訴えたもののようです(所謂スラップ、恫喝訴訟)。ちなみに、裁判の結果は、山口弁護士が反訴して、教団が100万円を山口弁護士に支払うことになったとのこと。
感謝状に関する部分だけ引用します。

a 被告《乙1》は,平成7年12月中旬,被告《乙2》に対し,原告《甲1》から離職証が発行されないこと,以前に刑事事件の捜査に貢献したことで警視庁から被告《乙1》に送られた感謝状と記念品を原告《甲1》が保管したまま返還しないこと,原告《甲1》の幹部からスパイと疑われたこと,これまでに数億円の献金被害があること等を訴えて相談した。しかし,被告《乙2》は,当時,別の事件について原告《甲1》の訴訟上の相手方代理人をしていたことから,同教団の組織内部の問題であれば,被告《乙2》ではなく他の弁護士が代理人になった方が平穏に解決できるとの理由でこのときは受任しなかった。
b 被告《乙1》は,平成8年2月初旬,被告《乙2》に対し,原告《甲1》の職員を円満に退職するに当たっての事務処理手続だけでもよいから受任してほしいと強く依頼したところ,被告《乙2》は,退職事務処理手続に限定して,杉山弁護士(以下「杉山」という。)と共同して受任することにして,献金被害についてはその後詳しく事情を聞いた上で受任するかどうかを考えることにした。
 被告《乙2》及び杉山は,平成8年2月15日以降,原告《甲1》に対し,離職証の発行,感謝状と記念品の返還,スパイ嫌疑に関する名誉回復措置を求める通知を発したところ,原告《甲1》は,同月,被告《乙1》に対し,離職証を発行し感謝状及び記念品を返還した。ところが,名誉回復措置に関しては原告《甲1》からの謝罪がなかったため,被告《乙2》及び杉山は,引き続き通知を発して,原告《甲1》との交渉を続けた。

「被告《乙1》」というのは、「F氏」のことだろうと思われます。「被告《乙2》」が山口弁護士。「原告《甲1》」は宗教法人幸福の科学」。
当初は返還しようとしなかったものの、弁護士からの「通知」があったので、仕方なしに感謝状はF氏に返還されたことが分かります。
「平成8年2月」頃の出来事なので、今から21年前ですね。

まとめ

  • 「感謝状」に書かれていた名前は元職員のF氏
  • 「感謝状」(及び記念品)は一時「幸福の科学」が取り上げて、F氏の退職後も返還しようとしなかったが、弁護士に相談した結果、渋々F氏の元に返還された(現在、「幸福の科学」には現物がない)
  • にもかかわらず、「幸福の科学」は現在でもF氏個人宛の「感謝状」を、F氏の名前を消すという画像加工を施した上で、さも教団宛のものであるかのように扱って恥ずかしげもなく宣伝している

こういうことですね。

「有印公文書偽造罪・変造罪」ではないか?

画像を見て分かるように、当該「感謝状」は警察署長の押印があります。
「感謝状」は個人宛であるにも関わらず、教団宛であるかのように文書を加工し、自教団の宣伝に使うことはやはり何らかの罪にならなければおかしいのではないかと思うのですが。
調べたところ、「有印公文書偽造罪・変造罪」というのがあるそうなのですが、よく分かりません。法律に詳しい方、この場合はどうなるのかお教え頂けないでしょうか。